「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2018」のフェスティバルナビゲーター就任レッドカーペットイベントに引き続き行われた今回の舞台挨拶。本プロジェクトの発起人であるEXILE HIROと別所哲也、『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』で監督を務めた6人に加えて、『幻光の果て』に出演の山下健二郎、『ファンキー』に出演の岩田剛典が登壇し、映画撮影時のエピソードなどが語られた。
新曲6曲を映像化するという前作とは違ったアプローチで挑んだ本作。HIROは「メッセージ性の強い作品ばかりで衝撃を受けました」とその完成度の高さに喜びを見せた。
岩田が主演の『ファンキー』の石井監督は「想像力を使ってみていただけると、スッと楽しんでいただける」とショートムービーならではの楽しみ方を明かし、岩田については「最高の笑顔を持っていると知っていました。(岩田の笑顔は)殺傷能力が高いじゃないですか。取扱注意と言うか・・・。映画の中で一回でいい」とその笑顔を大絶賛。対する岩田は「“鬼才”と言いう言葉がこれほど似合う監督はいない」とお互い大絶賛。岩田は撮影現場では「水まみれになりました」と明かし、「酸素ボンベをつけて、酸素ボンベを外して、また付けてを繰り返してスリリングな撮影でした」と水中での撮影の苦労を語った。
『幻光の果て』で主演を務めた山下は、岸本監督について「役者の気持ちをくみ取って下さる監督でやりやすかったし、役者としても育てていただいた」と感謝の気持ちを語った。また、撮影時には、岩田と同じく「水のシーンが多い」と振り返り、「5mくらいの水深があるところに潜ったんですけど、事前のインフォメーションがなくて・・・」とロケ地の沖縄についてから水中シーンの撮影があることを知ったといい、その苦労を語ると、岩田は「同じ作品に出てるのかなってくらい同じ感想ですね」と笑いを誘った。
さらに山下は、撮影時に「プールに飛び込むシーンで、プールの壁に激突して頭にでかいたんこぶを作った。撮影があったので、プールで冷やしました」とサラッと大きなハプニングを明かし、これには岸本監督も「痛いっていう感じも出さなくて・・・」と気づかなかったようで、「監督に言ってないです」という山下に申し訳なさそうな表情を見せた。
最後にHIROは「僕らが普段ミュージックビデオで表現する方法とは違うので、いろいろなことを感じて欲しい」と改めてショートフィルムの楽しさをアピールした。
『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』は、詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクト《-CINEMA FIGHTERS project-》の最新作。全6編の作品で綴られる小竹正人による6つの詩から生まれた、6つの新しい楽曲を歌うのは、EXILE TAKAHIRO、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、GENERATIONS from EXILE TRIBE、JAY’ED & 鷲尾伶菜、DANCE EARTH PARTY、DEEP。
松永大司監督の『カナリア』には、TAKAHIRO、塚本晋也、夏帆、石井裕也監督の『ファンキー』には岩田剛典、麻生久美子、池松壮亮、安藤桃子監督の『アエイオウ』には白濱亜嵐、木下あかり、奥田瑛二、平林勇監督の『Kuu』には石井杏奈、山口乃々華、坂東希、Yuki Saito監督の『Our Birthday』には青柳翔、佐津川愛美、芦名星、岸本司監督の『幻光の果て』には、山下健二郎、加藤雅也、中村映里子と、LDHキャストに加え、映画界を代表する俳優たちが結集した。
【取材・写真・文/編集部】
映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』は2018年6月22日(金)より全国で公開!
配給:LDH PICTURES
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