白石和彌監督×役所広司主演の映画『孤狼の血』に主演の役所広司らの“男の色気”が溢れるキャラクタービジュアルが解禁された。

暴力団対策法成立以前の昭和63年の広島を舞台に、所轄署に配属された男が暴力団との癒着を噂される刑事とともに事件の捜査を行う。常軌を逸した操作を行う刑事、さらに事件を発端に対立する暴力団組同士の抗争が激化し―。原作は、今もっとも注目されるミステリー作家の一人である柚月裕子。監督は、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌。主演を役所広司、さらに松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介、滝藤賢一、田口トモロヲと超豪華なキャスト陣が集結する。

今回解禁されたキャラクタービジュアルは、役所広司・松坂桃李・江口洋介をそれぞれ捉えたもの。所轄署の刑事である、大上章吾役を演じる役所広司、日岡秀一役を演じる松坂桃李。そして暴力団の尾谷組と加古村組の若頭、一之瀬役の江口洋介がモノクロで印象的に配置された写真に、大きな『孤狼の血』の黄色いロゴが印象的で目を引くビジュアルとなっている。

予告編などでは、「“血湧き肉躍る”映画」というコピーが現すように、怒号や銃声などが飛び交い、荒々しさが際立つ本作だが、今回解禁されたビジュアルはシックな印象で、まさに“男の色気”が薫りたつビジュアルに仕上がっている。刑事でバディを務めながらも、それぞれの正義に対する方向性が全く違うため、反発しあう大上と日岡。そして同じ若頭でも考え方も振る舞いも真逆の一之瀬と野崎。それぞれのキャラクターの内に秘めた、静かな想いを感じさせる。

そしてこのビジュアルを使用したポスターが4月30日（月）より、先日解禁されたアナザービジュアルと共に、東京メトロ東京・新宿・恵比寿・有楽町・六本木・虎ノ門ほか全23駅で順次掲出される（※駅・係員へのお問い合わせはご遠慮ください）。