ジョージ・クルーニーが監督・製作・脚本、コーエン兄弟が脚本を手がけ、2017年のヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された本作。平凡なファミリーマンの顔の裏に驚きの秘密を隠したクセモノの主人公をマット・デイモン、さらにジュリアン・ムーア、オスカー・アイザックが出演。賞レース常連の演技派スターたちが豪華な共演を繰り広げます。平和で美しい街であるはずの《サバービコン》で一体何が起こるのか、ロッジ一家に起こる大事件とは・・・。
今回、本作で保険調査員バド・クーパーを演じたオスカー・アイザックのインタビュー映像が解禁された。オスカー俳優との豪華共演となった本作。ジュリアン・ムーアについて「心から尊敬してる。彼女と共演できて最高だったね。彼女はあの役柄を本当に面白く演じた。調査員のクーパーと彼女のやり取りが最高に面白いよ」と話しており、マットについても「マットは僕が長年尊敬してた人だ。すばらしい俳優でとても心の温かい人だよ」と、実力・実績のある2人を尊敬し、共演を楽しんだことを明かしている。
オスカーの役柄は、脚本を担当したコーエン兄弟がもともとジョージ・クルーニー監督に配役を考えていた役柄であり、ジョージ・クルーニー監督も「オスカーがうらやましいよ。映画をかっさらっていく美味しい役どころなんだ」と羨んでいると明かしているが、そんなジョージ・クルーニー監督についても、「彼はメチャクチャいたずら好きなんだ。でも同時に とても明晰だから余計に楽しい。彼といるとこちらも色々挑戦したくなる。一緒に映画を作ってる気にさせてくれる監督だね」と話しており、普通だったらプレッシャーを感じる状況でも、監督といい関係性を築き、作品つくりに励んだことを振り返った。
また、本作で描かれた“アメリカ”について尋ねられると、グアテマラ出身でアメリカで主に活動しているオスカーは「今の時代にタイムリーな題材だと思う。“アメリカを再び偉大に”と言って、かつての輝かしいアメリカに戻ろうとする動きがある。本作はそんな時代にこそ見てほしい作品だと思う。“理想的”なアメリカの闇の部分に焦点を当ててる。いかに上辺だけだったかを教えてくれるんだ」と、今の時代にこそ多くの人に観てほしい作品であることをアピールしている。
映画『サバービコン 仮面を被った街』は2018年5月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督:ジョージ・クルーニー
出演:マット・デイモン、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
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