ジョージ・クルーニー監督×コーエン兄弟脚本最新作『サバービコン 仮面を被った街』でメガホンを取ったジョージ・クルーニー監督のインタビュー映像が解禁された。

ジョージ・クルーニーが監督・製作・脚本、コーエン兄弟が脚本を手がけ、2017年のヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された本作。平凡なファミリーマンの顔の裏に驚きの秘密を隠したクセモノの主人公をマット・デイモン、さらにジュリアン・ムーア、オスカー・アイザックが出演。賞レース常連の演技派スターたちが豪華な共演を繰り広げます。平和で美しい街であるはずの《サバービコン》で一体何が起こるのか、ロッジ一家に起こる大事件とは・・・。

今日5月6日が57歳の誕生日となるジョージ・クルーニー監督。今回解禁されたインタビュー映像では、主演のマット・デイモンらキャストについてや、作品について語っている。本作で7度目のタッグとなるマット・デイモンについて「(マットが)“意識高い系”な感じで来るかと思えば、現場入りした当初から少し太り気味でね。撮影中もドリトスを山のように食べ続けたせいで、どんどん太っていくから面白かったよ」と冗談交じりで、撮影時のエピソードを明かすクルーニー監督。続けて、「すばらしい役者で25年来の知り合いだよ。交友関係も近いし、イベントで会うことも多かった。『エデンより彼方に』で一緒に仕事もした。グラントも私もずっと起用したかったんだ。実現できて楽しかったよ」と、公私ともに交流のあるジュリアン・ムーアとのタッグも念願であったことを明かした。

また、本作が“ブラック・コメディ”要素が入った作品であることから、ユーモアについての話になると「ユーモアは緊張感から生じるべきだと考えた。または暴力やばかばかしさからで、ジョークからじゃない。トーンが最重要だから難しい」と持論を展開。最後に、今作で6作品目となる監督業については「映画を作って見る人に楽しんでもらう。途中で、他のことが話題になろうがなるまいが構わない。私の仕事は映画を作ることだ。いつか、好きなようには作れなくなるだろう。そういう業界さ。望みどおりにできる間はそうさせてもらうし、状況が変われば、何か別のことをする」と大スター監督にもかかわらず、現実志向を持つ一面をのぞかせた。

映画『サバービコン 仮面を被った街』は2018年5月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督:ジョージ・クルーニー
出演:マット・デイモン、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
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