2015年6月の刊行直後から大反響を呼び、現在では累計書籍発行部数が260万部を突破した住野よるによる同名小説を長編アニメ化。主演「僕」役を俳優・高杉真宙、ヒロイン・山内桜良役を期待の若手声優・Lynnが担当。監督は牛嶋新一郎が務める。新進気鋭のキャスト・スタッフ陣が集結し、アニメーション独自の映像美により作品の世界観が表現され、美しい春がスクリーンに咲き誇る。
今回、本作のオープニングテーマ・劇中歌・主題歌に今若い世代に最も注目されているロックバンドsumikaの起用が決定した。sumikaは今年5月で結成5周年を迎え、先日発表された「Fiction e.p」はオリコン週間シングルランキングで3位を記録、明日5月8日から始まる武道館2daysを含むホールツアーも各所でソールドアウトが続出、大型ロックフェスへの出演も多数予定しており、各地でチケットの争奪戦が行われるなど若い世代を中心に熱狂的な指示を受ける最注目バンド。
本作で初めて映画楽曲を手掛けたことについてヴォーカル・ギターを担当する片岡健太は「牛嶋監督とは楽曲制作前から打ち合わせをさせて頂いて、その後も1曲ずつ、お互いのイメージ共有をしながら進めました」とコメント。牛嶋監督は「最初にsumikaさんに各シーンのイメージや曲調を提示し、そこに歌詞と曲をつけてもらう形で楽曲制作を進めました」と話し、「ここまで作品に寄り添って楽曲を作っていただいた経験もないので、本当にありがたいことだと感じています。映画スタッフが繊細に作りこんだ映像に、sumikaさんの曲が乗ったとき、とても美しい化学変化を起こすことができたと思っています」と自信を覗かせている。
また、sumikaのCDを買ってライブにも足を運ぶほどの大ファンである原作者の住野は「『君の膵臓をたべたい』はまぎれもなく読者さんが世に送り出し、育ててきてくれたお話です。そのアニメの曲を、読者さんを通じて知ったsumikaの皆さんが作ってくださることは、『君の膵臓をたべたい』という本へのクライマックスとして、これ以上なく素敵なことだと感じています」と喜びと感謝を口にした。
併せて解禁された特報映像では、sumikaによる新曲「ファンファーレ」を聞くことができる。クラス一地味な少年“僕”とクラスの人気者の“桜良”。正反対の二人が織りなす特別な青春の物語をsumikaの吹き抜けるような歌声が、二人の青春に優しく寄り添っているような仕上がりだ。片岡は「作品と真摯に向き合っている事が、コンテの端々からも伝わってきて、この作品に音楽家として携われる幸せを噛み締めながら、楽曲制作に臨む事が出来ました」と楽曲について語っている。
映画『君の膵臓をたべたい』は2018年9月1日(土)より全国で公開!
監督・脚本:牛嶋新一郎
原作:住野よる「君の膵臓をたべたい」(双葉社刊)
声の出演:高杉真宙、Lynn
配給:アニプレックス
©住野よる/双葉社 ©君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ