平成仮面ライダーシリーズ第19作目で、シリーズ史上最高のIQを誇る天才物理学者が仮面ライダーに変身し、予想を裏切るストーリー展開で話題沸騰中の「仮面ライダービルド」。火星からもたらされた未知のアイテム「パンドラボックス」の力により、東都、西都、北都と3つに分断されてしまった日本を舞台に、分断されたそれぞれの国同士で戦争が起きるという斬新なストーリーがテレビシリーズで展開される中、劇場版最新作では、3つの国の対立で起きたライダーウォーズ(戦争)が終結した世界を描く。
今回、「仮面ライダーシリーズ」の映画初出演となるゲストキャスト3人が発表された。ゲストが演じるのは、それぞれ東都、西都、北都の3つの都市の知事で、実は元・宇宙飛行士という異色の役どころ。
東都の知事【伊能賢剛】役を演じるのは、俳優として数々の舞台や映画に出演、近年ではテレビドラマ「ドクターX」での好演が記憶に新しい勝村政信。サラリーマン、医者、弁護士、刑事、新聞記者から、オーケストラ奏者、元テキ屋、アナリストなど、幅広い職業の役柄を演じてきた名バイプレーヤーである勝村が、今回は元・宇宙飛行士で都知事という前代未聞の役に挑む。伊能賢剛は物語のキーパーソンとなる重要な役どころ。東都を拠点にしている仮面ライダービルド・桐生戦兎とどう関わるのか注目だ。
西都の知事【郷原光臣】役を演じるのは、吉本新喜劇を支えるお笑い芸人としてはもちろん、歌手として紅白歌合戦に出場するなど、幅広いジャンルでマルチな活躍をしている藤井隆。近年では舞台役者としての演技にも定評があり、プライベートでは一児のパパでもある藤井。今回の映画の役柄である郷原光臣というキャラクターは、西都が現代の日本でいうと関西地区を含んだ都市という点と、藤井が大阪府出身というところから、関西弁を喋るキャラクターへと急遽設定を変更、藤井にぴったりの役となった。関西弁を喋るユニークな都知事が楽しみだ。
北都の知事【才賀涼香】役を演じるのは、近年女優として様々なタイプの役柄を演じ、その才能を開花させている松井玲奈。2016年、2017年には2年連続で舞台「新・幕末純情伝」に主演、体当たりな演技は大きな話題となり、今年放送された月9ドラマ「海月姫」では鉄道オタク役を好演するなど、演技派女優の仲間入りを果たしている松井。また、自身も特撮ファンを公言する松井が、念願叶って「仮面ライダー」の映画に出演。26才という若さで女性知事役に挑戦する。
勝村政信(伊能賢剛役)コメント
まさかこの年齢で、「仮面ライダービルド」とはかけ離れた私にオファーが来るとは思ってもおりませんでした。出演の話をまわりに話すと誰もが、「すげぇ!」と異口同音の反応をしておりました。子供の頃に憧れた「仮面ライダーシリーズ」に参加させていただく名誉を、噛み締めて、丁寧に楽しんで演じさせていただきたいと思います。
藤井隆(郷原光臣役)コメント
「劇場版 仮面ライダービルド」にお声掛け頂けるとは夢にも思ってなく、ただただ光栄です。台本に言いたい「セリフ」が満載で撮影が楽しみです。スケールの大きい「仮面ライダービルド」の世界観に振り落とされないよう全力で戦いたいと思います!
松井玲奈(才賀涼香役)コメント
すごく好きな特撮、仮面ライダーに出られるということでびっくりしました。小さいお子さんも、一緒に見ている親御さんもみんなで応援できるところが仮面ライダーの魅力だと思います。初めての特撮の現場で、変身した仮面ライダーと一緒にお芝居をするかもしれないので、自分が今この作品で注げるものを全部注いで楽しんでいけたらいいなと思っています。
大森敬仁プロデューサー コメント
お三人に演じて頂く役は、天才物理学者である桐生戦兎さえも凌駕するほど、知性に富んだ元・宇宙飛行士にして三都の都知事です。敵なのか味方なのかは不明ですが、「ビルド誕生」に深く関わるミステリアスな役です。勝村さんは、優しい顔をしていらっしゃる所と落ち着いたお芝居が、カリスマ性を持った”失敗しない”政治家・伊能にぴったり。藤井さんも、一見ひょうきんなキャラクターでありながら、実は狡猾さを持つ郷原という政治家を間違いなく魅力的に表現してくださるはずです。松井さんは特撮作品がお好きということもあり、今回の役に大変ノッてくださいました。詳しい分、今までに見たこともない「仮面ライダー」史上に残るキャラクターをスクリーン上で誕生させてくれるはずです。「ビルド誕生」に秘められた最大の秘密が明かされる、「仮面ライダー」好きであれば絶対楽しめる作品にご期待ください!!
映画『劇場版 仮面ライダービルド』は2018年8月4日(土)より公開!
劇場版「ビルド・ルパパト」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 ©2018 テレビ朝日・東映 AG・東映