全米でスマッシュヒットを記録した『ワンダー 君は太陽』のキャストや監督、そして原作者が舞台裏や誕生秘話を語る特別映像が解禁された。

生まれつき人と違う特別な顔をもつ少年オギーは、幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきたが、小学校5年生になるときに初めて学校へ通うことになる―。主人公・オーガストことオギーを演じるのは『ルーム』で一躍注目を浴びたジェイコブ・トレンブレイ。母・イザベル役をジュリア・ロバーツ、父・ネート役をオーウェン・ウィルソンが演じる。主人公・オギー自身の視点や彼を取り囲む人々の視点など、さまざまな角度から見えてくるドラマが描かれている本作。それぞれ違った個性を尊重し、思いやり、受け入れることの大切さを描いた感動作がついに日本に上陸する。

今回、ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソンらキャスト・監督が語る“ワンダー”な舞台裏、そして原作者が語る「ワンダー」誕生秘話が収められた特別映像が解禁された。映像の冒頭で「息子たちとアイスクリーム屋で顔に重度の障害がある子の隣に座ったの」と語る原作者で製作総指揮を務めたR・J・パラシオ。その日の夜にラジオから流れてきたのはナタリー・マーチャントが歌う「WONDER」。この楽曲を聴いたとき、「接し方が分からないと思われる側」を描こうと思ったと原作の誕生秘話を明かす。

アメリカをはじめ、日本でも原作が学校の教材として使われている「ワンダー」。そんな本作を「とても美しくて、クリエイティブ、誰にも有益な本」と激賞するのは主人公オギーの母親役を務めたジュリア・ロバーツ。「あっという間に母親役にのめり込んでいった」と話し、本作への愛情を窺わせる。同じくオギーの父を演じたオーウェン・ウィルソンも登場。コメディイメージのオーウェンも良き父親として本作に参加。オギーと『スター・ウォーズ』のライトセーバーで遊んだシーンを印象的なエピソードとして話す。

一番の難役、顔に障害を持つ主人公を演じたのはジェイコブ・トレンブレイ。「顔に障害を持つ男の子が受け入れられる難しさを描いている」と本作の本質を理解し、撮影に挑んでいる。そんなジェイコブを共演者、スタッフは大絶賛。チョボスキー監督は「完全に役になりきったかと思ったらメイクを落とした瞬間にはジェイコブに戻る」と話し、天才子役の枠を超えた一流俳優として認めている。オギーが初めて学校生活を送るようになり、周囲の人はどのように変化していくのか、本映像のラストにジュリア・ロバーツが「私にとってオギーは私のスーパーヒーローよ」と語る真意は劇場で本編を確認していただきたい。

映画『ワンダー 君は太陽』は2018年6月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本:スティーヴン・チョボスキー
出演:ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン、ジェイコブ・トレンブレイ
配給:キノフィルムズ
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