中山美穂&キム・ジェウクが紡ぎだす“愛の記憶の物語”『蝶の眠り』の“柔らかい光と緑に包まれた2人の姿”を捉えた本編映像が解禁された。
“女性小説家が選んだ人生最終章は、美しいラストストーリー”―。本作が5年ぶりの映画主演作となる中山美穂が演じるのはアルツハイマーを患う主人公の女流作家役。無垢で透き通るような表情は見る者の心を揺さぶる。韓国人留学生役には『コーヒープリンス 1号店』のキム・ジェウク。幼少期に日本で生活していた経験を持ち、日本語での演技を披露している。そしてメガホンを取ったチョン・ジェウン監督は韓国屈指の女性監督で、斬新な表現方法で才能とセンスを印象付けている。
“女性小説家が選んだ人生最終章は、美しいラストストーリー”―。本作が5年ぶりの映画主演作となる中山美穂が演じるのはアルツハイマーを患う主人公の女流作家役。無垢で透き通るような表情は見る者の心を揺さぶる。韓国人留学生役には『コーヒープリンス 1号店』のキム・ジェウク。幼少期に日本で生活していた経験を持ち、日本語での演技を披露している。そしてメガホンを取ったチョン・ジェウン監督は韓国屈指の女性監督で、斬新な表現方法で才能とセンスを印象付けている。
今回解禁された本編映像では、遺伝性アルツハイマーを患い、日々病の進行に怯えながらも最後の小説を書き続ける作家の涼子(中山美穂)と、その執筆作業を手伝う留学生のチャネ(キム・ジェウク)の微笑ましい姿が捉えられている。ひょんなことから涼子の雑事を任されることになったチャネ。飼い犬“トンボ”の散歩係から、手を痛めて執筆が進まない涼子に代わり原稿をパソコンに打ち込む作業を手伝っているうちに2人の距離は縮まっていく。また2人がくつろぐシーンでは本作のタイトルの意味も明かされている。「蝶の眠り」(=“ナビジャン”)とは韓国語で赤ちゃんのように両手を挙げて可愛く眠る姿を比喩した言葉。純粋なチャネの想いが滲みだす優しい言葉に、病気や年齢の差など気にもしない彼のまっすぐな愛情が伝わってくる。
涼子の家となる緑に囲まれた特徴的な邸宅は、建築家の阿部勤氏が実際に住む邸宅でありながら名建築として世界的に有名な「中心のある家」。韓国で建築ドキュメンタリー映画も手掛けるチョン・ジェウン監督ならではの視点で惹かれあう2人の姿と建築美を、淡い光が印象的な映像で切り取っている。思わずため息がこぼれてしまいそうなほどの美しさを堪能できる映像に期待だ。
映画『蝶の眠り』は2018年5月12日(土)より角川シネマ新宿ほか全国で公開!
監督・脚本・原案:チョン・ジェウン
出演:中山美穂、キム・ジェウク/石橋杏奈、勝村政信、菅田俊、眞島秀和、澁谷麻美/永瀬正敏
配給:KADOKAWA
©2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS