宇多田ヒカル

スタジオコロリドによるアニメーション映画『ペンギン・ハイウェイ』の主題歌が宇多田ヒカル書き下ろし楽曲に決定し、併せて最新予告映像が解禁された。

『夜は短し歩けよ乙女』、『有頂天家族』など数々のベストセラー作品を持つ森見登美彦の原作を、気鋭のアニメーションスタジオ・スタジオコロリドによりアニメーション映画化した本作。監督は、その才能に注目が集まるクリエイターの一人、石田祐康。声の出演として、主人公アオヤマ君役に、オーディションで役を射止めた若手女優・北香那、いたずらっぽい明るい一面と、ミステリアスな雰囲気を併せもつ“お姉さん”を演技派女優・蒼井優が演じる。

今回、宇多田ヒカルが書き下ろした主題歌「Good Night」の音源が初解禁される最新予告映像が解禁された。今年デビュー20周年を迎え、自身初の新人アーティストプロデュース、コンサートツアーの開催決定、レーベル移籍後初となる7枚目のオリジナルアルバム「初恋」のリリースなど、ますます精力的な活動で、常に日本音楽界をけん引する宇多田ヒカルに制作サイドが熱烈オファー。宇多田ヒカル本人が原作を読み、書き下ろした主題歌とのタイアップが実現した。宇多田がアニメーション映画の主題歌を担当するのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)の「桜流し」以来約6年ぶりとなる。新曲「Good Night」は、6月27日発売のオリジナルアルバム「初恋」に収録される。

北香那(アオヤマ君役)コメント

『Good Night』というタイトルにまさにぴったりな、優しくてゆらゆらと気持ちよく眠りについてしまいそうなメロディー、それと対照的な歌詞の力強さが、凄く印象的でした。聞けば聴くほど心地の良い歌声にも、何度も鳥肌が立ちました。歌詞の中に、どこかアオヤマくんを連想させるような部分も出てくるので、映画とのコラボレーションに今からワクワクしています。

蒼井優(お姉さん役)コメント

最初の「愉しげに埃が舞う」という、軽やかで優しいフレーズに一気に引き込まれ、聞き進めると、幼少期の愛おしい時間の匂いがし始め、胸がぎゅっとなりました。
ノスタルジックだけど、明日に繋がって行く歌です。早くこの歌を皆さんと共有したいです。
私は今、宇多田ヒカルさんに感激しています。

石田祐康監督 コメント

この曲には空間があります。それも、実家の陽に照らされて埃舞う小さな部屋の片隅から、宇宙的な遠い彼方にまで至るとても広いレンジを持って。それは「ペンギン・ハイウェイ」が持つ日常とSF、親近感とロマンが同居する姿と重なって聴こえるんです。
広大な空間に宇多田さんの歌声は波となってどこまでも響き渡ります。その温かさと力強さ。この作品のために見事に歌い上げていただき、本当にありがとうございました!

また、本作の公開日が8月17日(金)に決定し、前売り券が5月18日(金)より発売される。特典はとても可愛らしいペンギンのイラスト付き“ペンギン・ハイウェイ マスキングテープ”。詳しくは 映画公式サイトにて。

映画『ペンギン・ハイウェイ』は2018年8月17日(金)より全国で公開!
監督:石田祐康
原作:森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」(角川文庫刊)
出演:北香那、蒼井優
配給:東宝映像事業部
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会