多くの読者の心を掴み続ける人気エッセイを黒木華主演で映画化した『日日是好日』の特報映像と第一弾ポスタービジュアルが解禁された。
森下典子が街の茶道教室に通い続けた約25年に渡る日々を綴ったエッセイ「日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」を、大森立嗣監督が映画化した本作。主演を務めるのは『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016)以来の単独主演作となる黒木華。黒木華と、茶道教室の生徒と先生、弟子と師匠としての役柄を演じるのは樹木希林。さらに、多部未華子が共演する。
今回本作の公開が2018年10月13日(土)に決定し、併せて特報映像と第一弾ポスタービジュアルが解禁された。特報映像は茶道の稽古シーンから始まる。顔をしかめながら「これって、何やってるんですか?」と言う典子(黒木華)のセリフの通り、お茶の一つ一つが謎だらけ。四苦八苦する典子たちを見て「お茶ってそういうものなのよ。」と微笑む武田先生(樹木希林)。「ボチャン!」と大きな音をたてて怒られたり、畳の上を決められた歩数で歩く場面では大股で歩きすぎて歩数があわず慌てたり。コメディエンヌとしてのセンスも光る、黒木、多部のふたりの細やかな演技は初心者の「茶道あるある」をユーモラスに表現している。
お茶の先生役である樹木も、時間をかけてお茶を習得していく黒木も茶道は未経験で、多部も幼少期に多少の経験があるのみ。撮影前に集中して茶道の始動を受けたが、短い時間で指導者も驚くほどの集中力で茶道を習得したという。この先、典子達は不思議な決まり事でがんじがらめになった小さな茶室で何を感じ、どう成長していくのか―。心から信頼できる師匠との出会い。お茶のようにちょっぴりほろ苦い青春の輝き。そして、掛け軸に書かれた『日日是好日』の本当の意味とは―。
五感で“今”を味合う歓びを描く、一期一会の感動作『日日是好日』。千利休などを描く「時代劇」としての茶道はしばしば映画やドラマになっているが、「Let it Tea. 史上初。お茶の映画できました。」という惹句どおり、茶道教室を舞台にした現代映画は史上初となるだろう。
映画『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)は2018年10月13日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国で公開!
監督・脚本:大森立嗣
原作:森下典子著「日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」
出演:黒木華、樹木希林、多部未華子
配給:東京テアトル/ヨアケ
©2018「日日是好日」製作委員会