日本を舞台に少年と犬たちの壮大な旅と冒険を描くストップモーション・アニメーション『犬ヶ島』のキャラクターポスターが解禁された。

全編にわたり日本を舞台に、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描き出す本作。声優陣として、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートンらアンダーソン監督作品常連の豪華俳優陣に加え、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、ヨーコ・オノら多彩な才能が集結、さらに日本人ボイスキャストとしてRADWIMPS・野田洋次郎、夏木マリ、村上虹郎、渡辺謙らといった日本を代表する異色なキャスト陣も参加している。

今回、ウェス・アンダーソン監督のセンスが炸裂したユニークで個性的な顔が勢ぞろいのキャラクターポスターが解禁された。キャラクターポスターに登場するのは、愛犬のスポッツを探しにたったひとりで“犬ヶ島”へやってきた主人公の少年アタリ(コーユー・ランキン)と、その目的を手助けするヒーロー犬たち、そして物語を大きく左右させていく人間たちの姿。

闘争心に溢れケンカの強いノラ犬のチーフ(ブライアン・クランストン)、かつては女主人に大切にされ、ゴシップが大好きなことからいつも様々な噂を仕入れてくるデューク(ジェフ・ゴールドブラム)、高校野球チームの元マスコット犬で、「ドラゴンズ」のチーム名が入った犬用セーターを着ているボス(ビル・マーレイ)、数々のオーディションに勝ち抜き、22本ものドックフードのCMに出演していた元アイドル犬のキング(ボブ・バラバン)、未来を“ビジョン”で見ることができるという“予言犬”のオラクル(ティルダ・スウィントン)、そして現在は犬ヶ島のどこかへと追放されてしまったが、アタリの護衛犬、そして親友としてそばに寄り添っていたスポッツ(リーヴ・シュレイバー)。

さらに、舞台となるメガ崎市の市長で、ドッグ病に感染する犬たちを犬ヶ島へ追放する条例を発表した小林市長(野村訓市)、小林市長の補佐役として登場する正体が謎に包まれた長身男のメイジャー・ドウモ(高山明)、メガ崎高等学校の交換留学生で新聞部に所属するトレイシー・ウォーカー(グレタ・カーヴィグ)、劇中で巻き起こる様々な事件を日本語で伝え、ときには小林市長への取材も行うテレビ局のニュースキャスター(RADWIMPS・野田洋次郎)、夜になるとトレイシーの部屋に牛乳を届けにやってくる下宿のおばさん(夏木マリ)。

それぞれがユニークな風貌とキャラクター性を持ち合わせていることから、すでにウェス・アンダーソンワールドが炸裂していることがよくわかるビジュアルに加え、右上に配置された写真には国境を越えて独特のオーラを発しているボイスキャスト陣の姿も。犬と人間の友情や絆について描かれていく本作だが、キャスト陣も自身の演じたキャラクターに愛情を持っているようで、チーフを演じたブライアン・クランストンは「チーフは浮いた存在だが、偉大な高潔さがある。僕がチーフを好きなのは、希望があれば2度目のチャンスが来ることを教えてくれるからだ」と明かし、スポッツを演じたリーヴ・シュレイバーは「スポッツは厳しい訓練を受けていて、主人への忠誠心に溢れる理想的な犬だ。名誉を重んじると共に、優しい心を持っている」とコメントを寄せている。


映画『犬ヶ島』は2018年5月25日(金)より全国で公開!
監督:ウェス・アンダーソン
キャスト:ブライアン・クランストン、コーユー・ランキン、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、野村訓市、グレタ・ガーウィグ、フランシス・マクドーマンド、スカーレット・ヨハンソン、ヨーコ・オノ、ティルダ・スウィントン、野田洋次郎(RADWIMPS)、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリ
配給:20世紀フォックス映画
©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation