住田萌乃、石川由依、玉木宏、木村佳乃、満島真之介

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の“緊急レポート会見”が5月28日(月)に都内で行われ、玉木宏、木村佳乃、満島真之介、石川由依、住田萌乃が登壇した。

今回行われたイベントには、2015年に公開され大ヒットを記録した『ジュラシック・ワールド』で日本語吹き替え声優を務め、本作でも続投が決定した玉木宏、木村佳乃、さらに新しく加わる仲間として、俳優の満島真之介、声優の石川由依、そしてオーディションで選ばれた子役の住田萌乃が登壇。劇中に実際に登場する《恐竜保護団体による報告会見》の実施という形で行われた。

<崩壊したジュラシック・ワールドの超巨大ゲート>を前に登壇した満島は、劇中で自身が演じる恐竜保護団体DPG(Dinosaur Protection Group)のメンバーとして、“恐竜たちの現状”・“恐竜たちに迫る危機的状況”を映像を交えて解説。「環境は最悪になっています。保護したいと思っています」と劇中で演じる自身の役柄になりきって説明した。そして「恐竜たちのために何ができるかを考えてください」というメッセージとともにステージから去った満島。

引き続き、玉木、木村、満島、石川、住田らボイスキャストが改めて登壇し、映画について語った。前作に引き続きオーウェン役の吹き替えを担当する玉木、クレア役を演じる木村に続き、本作から登場するフランクリン役を演じる満島は「人間だとは思わなかったんです。恐竜の鳴き声をするのかと思っていた」と笑いを誘った。また同じく本作から登場するジア役の石川は「(実写映画の)吹き替えはあまり参加したことがない」と本作への参加を楽しみにしている様子で、カギを握る少女メイジー役の住田は「ずっと実写の吹き替えをしたかったので夢がかなった」と笑顔で語った。

前作から三年経ち、改めて同じ役への吹き替え参加となった玉木と木村だが、「純粋に嬉しい。関係性も変わっているので、三年分を構築しながら楽しみたい」と語る玉木、木村は「今回私のセリフは叫び声やうめき声が本当に多いので、声をつぶさないように最後までやり遂げたい」と決意を新たにした。

そんな二人に対して、満島はすでに収録を終えたようで「ボスに見えてきちゃう」と劇中のクレアを木村に重ねてしまうことを明かし、笑いを誘った。また、声優の石川も「映画を見せていただいているのでキャラクターとも重なって見える。絶大な信頼を寄せています」と笑顔を見せた。

また、この三年間で「運動をするようになった。体力は増えているかもしれない」という玉木は「(声も)パワーアップして臨みたい」と自身を見せる一方で、先に一人で収録した満島は「ブースの中で一人で、この壮大なスケールを表現するのが難しい」と単独での収録の難しさを明かした。

続けて、本作では“恐竜の保護”がテーマの一つとなっているが、“自身が保護したいものは?”という問いに「真面目に言うと絶滅危惧種になったジャイアントパンダとかは保護しなきゃいけない」と言いつつ「僕自身は連休、休みを守りたい。自分の趣味に費やしたり、心をフラットな時間にできる」と“休みの保護”を希望した。そんな玉木に続けて木村は「(前作に引き続き)興行収入1位を守りたい」と映画のヒットを願った。

最後に玉木は「日本の暑い夏を、さらにワクワク盛り上げてくれる作品です」と本作をアピールした。

巨匠・スティーヴン・スピルバーグ監督が“恐竜”に命をふきこみ、かつて誰も観た事がなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』。そして2015年に新たに登場した『ジュラシック・ワールド』は日本でも年間興行収入No.1となる興収95億円というヒットを記録。前作に引き続き主要キャストは、恐竜と心を通わせる主人公オーウェン役にクリス・プラット、ジュラシック・ワールドの運営責任者であったクレア役にブライス・ダラス・ハワードが続投。監督は『怪物はささやく』で素晴らしい手腕を発揮したJ・A・バヨナが抜擢された。

【取材・写真・文/編集部】

緊急レポート会見を行う満島真之介

玉木宏

木村佳乃

玉木宏

木村佳乃

満島真之介

石川由依

住田萌乃


映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は2018年7月13日(金)より全国で公開!
監督:J・A・バヨナ
出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、B・D・ウォン、ジェームズ・クロムウェル、テッド・レヴィン、ジャスティス・スミス、ジェラルディン・チャップリン、ダニエラ・ピネダ、トビー・ジョーンズ、レイフ・スポール、ジェフ・ゴールドブラム
配給:東宝東和
© Universal Pictures