2012年の発売以来、舞台やラジオドラマ、絵本、朗読劇と数多くメディアミックス展開された有川浩による「旅猫リポート」。猫が主要なキャラクターとして登場し、高度な演技が求められることから映像化困難とされてきた本作が実写映画化。主演は福士蒼汰主演、猫(ナナ)の心の声を高畑充希が担当する。また、音楽をコトリンゴが担当し、原作者の有川浩自身が自ら脚本開発にも参加している。
今回、本作に竹内結子が出演することが決定した。竹内が演じるのは、福士演じる悟を幼少期から見守る親戚の叔母の法子(ノリコ)で、物語の鍵を握る重要な役どころ。竹内と福士は本作が初共演となる。また、過去に実家で猫を飼っていて、猫が大好きと言うことから、猫とも息のあった演技を披露していおり、気まぐれなナナに振り回されながらも、撮影を存分に楽しんだ様子。悟とナナの新しい飼い主を探す最後の旅に、竹内演じる法子がどのように関わってくるのかに注目だ。
併せて場面写真が初解禁された。福士・竹内・ナナの3ショットからは、和やかな雰囲気が伝わり、映画本編への期待が膨らむ。
竹内結子 コメント
以前、実家で猫を飼っていたこともあり、猫は大好きで、オファーをいただいた時はまず嬉しかったです。台本を読み、ナナと悟のやりとりにボロボロと泣いてしまったのですが、とても心温まる作品だと感じ、「ぜひ、参加したい!」とお受けしました。
撮影現場は、スタッフ全員がナナに無理をさせない意識を持っていたので、適度な緊張感と優しいまなざしに包まれた現場でした。
福士さんとは初めてご一緒したのですが、福士さんも相手に無理をさせないよう細やかな気配りをしてくださるので、撮影期間はとても穏やかで居心地が良かったです。
ナナは少しカールがかかった独特な毛並みと少し生意気そうな表情だったり、仕草やたたずまいが、とにかく可愛いいんです。私は悟の叔母役を演じていたこともあって、悟とナナの旅を見守るような気持ちになりました。
これからご覧になる方々も、そう感じていただけたら嬉しいです。
福士蒼汰 コメント
共演させて頂き大変光栄でした。
今回初めてご一緒させて頂き、とても包容力のある方だと感じました。
お芝居をさせて頂いている中で、竹内さん演じる法子のまとう女性の繊細さと強さの両面に、悟として大きな影響を受けました。
映画『旅猫リポート』は2018年10月26日(金)より全国で公開!
監督:三木康一郎
原作:有川浩「旅猫リポート」(講談社文庫刊)
出演:福士蒼汰、高畑充希(声の出演)、ナナ/竹内結子
配給:松竹
©2018「旅猫リポート」製作委員会