榮倉奈々×安田顕W主演のハートフル・ラブコメディ『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の突然キスをねだる妻と驚く夫の場面写真が解禁された。
本作は、結婚3年目の夫婦の独特なコミュニケーションを描く、一風変わったハートフル・ラブコメディ。サラリーマンのじゅんが帰宅すると、玄関で妻・ちえが口から血を出して倒れていた―。慌てて介抱するじゅんだが、傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていただけだった。次第にエスカレートしてゆく「死んだフリ」は寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。妻・ちえを演じるのは榮倉奈々、ちえの夫・じゅん役を安田顕が演じる。
今回解禁された場面写真は、“死んだふり”ではなく、突然言ってらっしゃいのキスをねだる妻のちえ(榮倉奈々)に「え、なに?」と驚く夫・じゅん(安田顕)の姿を捉えている。「新婚じゃあるまいし」と拒否すると「これが今生の別れになるかもしれませんよー」と返すちえ。何かかみ合わないコミュニケーションに釈然としないじゅんだが、前日の夜、初めてちえの“死んだふり”に遭遇し、次はチューをせがまれ、戸惑うばかり。この後、毎晩、“死んだふり”で帰りを迎えられることをじゅんはまだ知らない―。
本作では、「“死んだふり”をするぶっとび妻」と「超フツーの冷静夫」という、それぞれにヘンなところや、足りないところがある凸凹夫婦だが、ふたりでいるとしっくりくる…そんな夫婦像を榮倉奈々と安田顕が絶妙のコンビネーションで作り上げている。榮倉は、妻のちえをコミカルに走り過ぎず、ことさら闇深くすることもなく、ごくフラットに体現。なんともキュートで愛おしく、ぶっ飛んでいそうで地に足ついた素敵な女性像を描き出している。
「榮倉さんはごく自然に一本通してのトーンを持ちつつ、前半の“死んだふり”するコミカルなパートから、後半のドラマパートへと繋げていってくれた」と李監督は振り返り、安田についても「突然妻に死んだふりされるようになったバツイチ夫の苦悩をよく表現してくれました。あと焦っている時、少し早口で台詞を言われるんですけど、そういう時の安田さんがすごく可愛らしいんです(笑)。妻の“死んだふり”にオロオロする年上の夫というキャラクター像にも、その可愛らしさは合っていたと思います」と称賛。
李監督が「バカでどうしようもないけれど愛すべき夫婦が、毎日の生活の中で小さな幸せを見つけていく。そんな映画になったと思います」と言うように、観る者は、凸凹な夫婦のキスをめぐるやり取りにも、自分自身を重ね合わせたり、「最近、奥さんとキスしたかな?」などとわが身を振り返ったり、共感したり、小さな幸せを感じたり・・・。そんな物語に期待が高まる。
映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は2018年6月8日(金)より全国で公開!
監督:李闘士男
原作:作/K.Kajunsky、漫画/ichida「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」(PHP研究所刊)
出演:榮倉奈々、安田顕、大谷亮平、野々すみ花
配給:KADOKAWA
©2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会