アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジア 2018」が6月4日（月）に開幕し、都内でオープニングセレモニーが行われた。

世界130以上の国と地域から集まった10,000本の作品の中から、選りすぐりの約250本が上映される「ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジア」（以下、SSFF&ASIA。6月４日（月）から24日（日）まで都内8開場にて開催される。

今回行われたオープニングセレモニーには、EXILE HIROやフェスティバルナビゲーターである三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEより山下健二郎、岩田剛典らが会場中央のレッドカーペットを通り登場。“祝祭”にふさわしい華やかなオープニングを飾った。また、「観光映像大賞」優秀賞、環境問題をテーマにした「地球を救え部門！ Supported by リンレイ」の優秀賞など各部門のアワードの発表が行われたほか、「EARTH Act For Life AWARD」から製作された『美知の通勤電車』、「avex digital Award」で受賞しショートフィルム化された『ブレイカーズ』の予告編が初公開され、『ブレイカー
ズ』からは、主演の濱田龍臣や筧利夫らが登壇した。

SSFF&ASIA代表の別所哲也は、今年度からグランプリの名称が本映画祭を応援しているジョージ・ルーカスの名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」に変更されたことに触れ、「ジョージ・ルーカス アワードにどの作品が輝くかに期待したい」と挨拶。

続けて、各部門の発表と授与式が行われ、「EARTH Act For Life AWARD」で製作された『美知の通勤電車』の発表で、中村ゆりは「母性に追いついているのか心配があった」と母親役への不安を口にしつつも、娘役の二人が「素直に反応してくれる二人だったので、その場でいろんな化学反応を起こしてくれた」と明かした。

また、「avex digital Award」の『ブレイカーズ』で主演の濱田龍臣は「イメージは出来たけどどうしたらいいんだろうと思った」と自身の役柄への困惑もあったようだが「キャストと監督とお話をした」ことで自分なりの解釈ができたと語った。また共演の志田彩良は「本当に暖かい現場で居心地がよかった」と笑顔を見せた。

最後に登場した『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』に出演する山下健二郎、岩田剛典、白濱亜嵐、青柳翔。岩田は「（監督の）判断基準が、“ファンキーかどうか”だった」と明かし、会場の笑いを誘った。また、劇中で英語の芝居に挑戦している青柳翔は「今回をきっかけに英語芝居にチャレンジしたいと思いました」と笑顔を見せ、本作のエグゼクティブプロデューサーを務めるHIROは「すべてが新しいものづくりだったので刺激を受けましたし、勉強にもなりました。継続していきたいと思います」と本プロジェクトを続けていく考えを語った。

【取材・写真・文／編集部】

ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジア 2018は2018年6月4日（月）～24日（日）に表参道ヒルズ スペースオー、ラフォーレミュージアム原宿、アンダーズ東京 Andaz Studio、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、シダックスカルチャーホール、六本木ヒルズ ヒルズ カフェ/スペースほかで開催！
 ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジア 2018公式サイト