『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作『The Girl in the Spider’s Web(原題)』が『蜘蛛の巣を払う女』の邦題で2019年に公開されることが決定した。

全世界で累計9,000万部以上の売り上げを誇るスウェーデンのベストセラー・ミステリー「ミレニアム」シリーズ。『セブン』『ファイト・クラブ』を生み出した鬼才デヴィッド・フィンチャー監督がその第一部を映画化した『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)は、世界中で熱狂的な大ヒットを遂げた。そのフィンチャーが製作総指揮を手掛けた本作で新たに監督を託されたのは、『ドント・ブリーズ』で世界中を恐怖に陥れ、フィンチャーやサム・ライミ監督もその才能を惜しみなく絶賛する新鋭監督のフェデ・アルバレス。斬新なスリラー演出を得意とするアルバレスが、この猟奇的なミステリーの新章をどう描くかに映画界の注目が集まっている。

今回解禁された場面写真でも個性的な容姿が健在のリスベット役を演じるのは、イギリスの実力派女優のクレア・フォイ。またリスベットの過去の真相を握るカミラを演じるのは、『ブレードランナー 2049』での熱演が記憶に新しいシルヴィア・フークス。『ドラゴン・タトゥーの女』に続き、ついにハリウッドでシリーズ最新作の映画化が実現した。新たなる製作陣とキャストを迎え、“今世紀最高のミステリー”の新章が再び幕を開ける―。

特殊な映像記憶能力を持つ天才ハッカーで、パンク風の特異な風貌、そして背中にドラゴンのタトゥーを入れた強烈な個性の持ち主リスベット(クレア・フォイ)は、天涯孤独で、壮絶な過去を持つ。その過去が、あるキーパーソンによって明らかにされていく。自らの裁きによって悪を正そうとするリスベットに対し、「皆を助けるのに、なぜあの時・・・私だけを助けてくれなかったの?」と意味深な言葉をリスベットに投げかける謎の女、カミラ(シルヴィア・フークス)。カミラもまた、凄惨な過去と秘密を背負った存在だった。二人の関係が紐解かれながら、リスベットはジャーナリストのミカエルと再びタッグを組み、新たなる犯罪組織の陰謀に迫る。

予告編

映画『蜘蛛の巣を払う女』は2019年に全国で公開!
監督:フェデ・アルバレス
原作:ダヴィド・ラーゲルクランツ「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」(早川書房刊)
出演:クレア・フォイ、シルヴィア・フークス、スベリル・グドナソン
配給:ソニー・ピクチャーズ