会見に登壇したのは、『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』に出演するレギュラーキャストの犬飼貴丈、赤楚衛二、高田夏帆、武田航平、越智友己、滝裕可里、水上剣星と上堀内佳寿也監督、劇場版ゲストキャストの勝村政信、藤井隆、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』に出演するレギュラーキャストの伊藤あさひ、結木滉星、濱正悟、横山涼、工藤遥、奥山かずさ、元木聖也と杉原輝昭監督、劇場版ゲストキャストのココリコ・田中直樹の総勢19人。
今回、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』で劇場版ゲストキャストとして出演した田中は、“イケメン名探偵”という役どころに「なかなかイケメンの役をいただくことがない」と戸惑いを見せつつも、工藤からの「イケメンですよ!」というコメントに、「半笑いじゃないですか(笑)」とツッコみを入れ、仲の良さを窺わせる会見となった。
主演の伊藤は「主役をやらせていただくことに責任を感じていました」と語り、「(ルパンレッドとパトレン1号)というWレッドが中心のお話。二人の人間ドラマに注目してほしい」と見どころを語った。また、ルパンブルーを演じる濱は「TVシリーズ以上に命がけで演じました」とその気合の入れようを明かし、「(ゲストキャストの)田中さんとはお芝居でないところでご一緒させていただいて、今回お芝居でご一緒できたことが嬉しかった」と語り、田中も笑顔で返した。
また、パトレン3号役の奥山は「蹴りが多いので、タイキックもあるかと思って練習したんですけどなかったです」と田中が出演する大晦日恒例の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の“絶対に笑ってはいけない”シリーズをネタにして触れると、田中は「僕自身もタイキックは年末だけと決めていますので」と返し、会場は笑いに包まれた。
さらに先日出演が発表されたばかりの元木聖也は、TVシリーズよりも前に映画のクランクインがあったことについて、「初めて変身するときは緊張しました」と振り返りつつも、現場の雰囲気について、「ルパンレンジャーは大人な気がします。しっかり者が多いイメージ。パトレンジャー側はやんちゃな人が多い気がします。騒がしい」と明かし、会場からは笑いが溢れた。
続けて、『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』のキャストと監督が登壇。今回、55歳にして初めて仮面ライダー役を演じた勝村は「本当に驚きました。こんな年寄りがライダーになっていいのかと」と笑いを交えつつも驚きを隠せない様子。しかし、実際の撮影では「『変身ポーズはなくてもいい』と言ったんですけど、今では公開しています。残念です」と、変身ポーズを拒否してしまったことに後悔している様子。しかし、演じられたことについては「(小学生の頃の自分に)最強のライダーが出来るんだぞと言ってあげたい。夢のようです」と笑顔で語った。
藤井は「悪役ですが、普段は平和主義なので」と笑いを誘い、撮影で大阪弁を披露していることについて「台本では共通語で書いてあったんですけど、衣装合わせの時に監督からアイデアをいただいた」と明かした。
また、TVシリーズからのレギュラーキャストである犬飼は「クランクインしたころは変身がうまくきめられなくて悩んだ時期もあったんですけど、映画で過去イチの変身ができた」と自信を見せ、赤楚も「(以前は)何十テイクも重ねて成功した。今回は多くて5回で成功したので成長した」と明かした。
さらに本作は北九州市でエキストラ3000人が参加する大規模ロケを行ったことが話題にもなったが、撮影以外での思い出として犬飼は「いかにどれほどの数のラーメンを食べられるかに集中した。ラーメンの旅でした」と明かし、大規模ロケについては「一人一人の愛が伝わってきて、素晴らしい画になっていました」と笑顔を見せた。
最後に犬養は「この夏もっとも阿熱い映画になっています。暑い夏にベストマッチな映画ですので、ぜひ劇場に足を運んでください」と本作をアピールした。
平成仮面ライダーシリーズ第19作目で、シリーズ史上最高のIQを誇る天才物理学者が仮面ライダーに変身し、予想を裏切るストーリー展開で話題沸騰中の「仮面ライダービルド」初の劇場版『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』。スーパー戦隊第42作目にして史上初、1つの番組の中に2組のスーパー戦隊が登場する異色作品の劇場版『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』。
【取材・写真・文/編集部】
映画『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』は2018年8月4日(土)より公開!
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