アーミー・ハマー主演の極限サバイバル『ALONE/アローン』の“緊迫の4分間”を捉えた本編映像が解禁された。

本作は、テロリスト暗殺のミッションを実行できず、敵地から逃れる途中、誤って砂漠の地雷原に踏み入ってしまった兵士に、容赦なく襲いかかる自然の脅威と、過去の自身のトラウマとの壮絶な葛藤を痛々しいまでに描いたアクション・スリラー。自身初となるアクション・スリラーに挑むのは、『君の名前で僕を呼んで』の公開が控えるアーミー・ハマー。恋人役に抜擢されたのは、今世界中から注目を集めるイギリス人女優・アナベル・ウォーリス。監督・脚本は本作が長編デビューとなるファビオ・レジナーロとファビオ・グアリョーネが手掛ける。

紛争が絶えない砂漠に無数の地雷が埋められた危険地帯で、地雷の爆発によって吹き飛ばされた兵士仲間が、「生き延びろよ」という言葉を遺して力尽きる。マイクは彼が遺した装備を手繰り寄せ、無線を修理してなんとか本部指揮官とのコンタクトに成功し、救助を要請するが、指揮官の対応はいたって事務的。そして、なんと援軍が到着するのは「うまくいけば52時間後」だという・・・。今回解禁された本編映像は、援軍が到着するまでの絶望の52時間が今まさに幕を開ける、約4分にも及ぶ緊迫の瞬間だ。

52時間、一歩たりとも動くことができないという“シチュエーション”の始まりともいえるシーンだが、必死に交信を図るマイクを捉える一方で、彼が広大な砂漠にたったひとりという物理的状況も度々映し出される本映像。劇中では、援軍が到着するまでの52時間に大自然の猛威がマイクに襲い掛かるだけでなく、極度の疲労で意識も混乱し始める中で、彼自身が抱えている問題やトラウマといった“内面世界”に迫っていくことにも注目だ。

全編で熱演を見せるハマーは、マイクが陥る状況について、「物理的に身動きが取れないでいるけど、これは彼自身が感情の中で身動きが取れなくなっていることを象徴していて、この状況を通じて彼の人生に起きたことすべてを再び体験させるんだ」と語り、さらに「マイクは自分が何をしているのかも分からない。迷子になってしまっている。自分がどこにいるか分からないという状況が、彼の人生そのものを象徴しているんだよ。どこか分からない広大なこの地で脱する方法が分からないんだ」と、映画が描き出す“本当の”テーマについて語っている。

本編映像

映画『ALONE/アローン』は2018年6月16日(土)より新宿シネマカリテほか全国で公開!
監督・脚本:ファビオ・レジナーロ、ファビオ・グアリョーネ
出演:アーミー・ハマー、アナベル・ウォーリス、ジェフ・ベル
配給:パルコ
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