伊東鴨太郎、河上万斉

天下無敵の痛快エンターテイメントの続編『銀魂2 掟は破るためにこそある』に三浦春馬と窪田正孝が出演することが決定した。

SFと時代劇がミックスされた混沌とした世界に、人情、笑い、そしてド派手なアクションが繰り広げられる天下無敵の痛快アクションエンターテイメント『銀魂』。街には高層ビルが立ち並び、空には無数の宇宙船?!本作は宇宙からやってきた「天人」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍が衰退の一途をたどるパラレルワールドの江戸時代末期・かぶき町を舞台に、侍魂を堅持するちょっと変わった男・主人公の坂田銀時(小栗旬)と、ひょんなことから出会った志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)が営む“万事屋銀ちゃん”の周りで起こる様々な事件が描かれる、笑いあり、感動ありの物語。

本作のキャストは、主人公・坂田銀時を演じる小栗旬を筆頭に菅田将暉(志村新八役)、橋本環奈(神楽役)、中村勘九郎(近藤勲役)、柳楽優弥(土方十四郎役)、吉沢亮(沖田総悟役)、長澤まさみ(新八の姉・妙役)、岡田将生(桂小五郎役)、ムロツヨシ(平賀源外役)、佐藤二朗(役柄不明)、堂本剛(高杉晋助役)が続投キャストとして発表されており、さらに新キャストとして、銀時ら万事屋の大家・お登勢にキムラ緑子が発表されている。

そして今回、原作ファンから最も熱く最もアツいと太鼓判を押されているエピソードである「真選組動乱篇」でキーパーソンとして登場する2つのキャラクターとして三浦春馬と窪田正孝の2人の出演が発表された。2人は福田監督作品には初めての挑戦となる。

三浦春馬が演じるのは真選組参謀として政治面で活躍する一方、剣の腕も一流という才人【伊東鴨太郎】役。局長の近藤勲(中村勘九郎)や局員からの信頼が厚い一方、副局長の土方十四郎(柳楽優弥)とはそりが合わず互いに犬猿の仲。そして真選組史上最大の事件を巻き起こす影のある役柄。「終始、シリアスでふざけたことを一切しない伊東鴨太郎というキャラクターを丁寧に演じることがこの『銀魂2』においてはきっとスパイスになるはずだとやりがいを感じた」と話す三浦。伊東の独特な所作も事前に原作やアニメを参考にキャラクター研究を重ねてきた三浦は、殺陣などアクションにも挑戦している。

窪田正孝が演じるのは音楽プロデューサーという表の顔を持ちながらも、高杉晋助(堂本剛)率いる武装集団・鬼兵隊に所属する裏の顔を併せ持つ【河上万斉】役。ヘッドホンにサングラス、ロングコートを着こなし、背中には三味線を背負うという独特なスタイルだ。『銀魂』実写化への参加には大きなプレッシャーもあったという窪田は、小栗とのアクションシーンが非常に多く、撮影前には入念な殺陣のトレーニングを積んだという。また、鬼兵隊の頭領である堂本剛との共演について「初めて共演させて頂いたのですが、高杉というキャラクターを演じる上でのオーラを感じ、刺激的でした。もっと長い撮影でご一緒してご飯を食べにいく仲になりたかったです(笑)」と話す一面も。

さらに、伊東と万斉のキャラクタービジュアルのデザインがあしらわれたムビチケカードも発売されることが決定。先だって情報解禁がなされている堂本剛演じる高杉晋助と共に、7月13日(金)より第三弾ムビチケカードとして発売される(※ムビチケカードは全国の上映予定劇場(一部を除く)にて発売)。

三浦春馬(伊東鴨太郎役)コメント

小栗さんから「福田監督は役者である自分たちのことを本当に思ってくれる方だ」と聞いていましたが、実際にそれを感じさせてくれる素晴らしい現場でした。作品は見事に銀魂らしいユーモアや、全力でふざける部分と、アクション満載の熱いドラマである真選組動乱篇が良いコントラストをなしていると感じました。伊東鴨太郎の所作や表情の作り方などキャラクターの特徴を遠いものにしてはいけないので原作やアニメを見て研究しました。例えば伊東のアイデンティティともいえるメガネを触れるタイミングや触れ方そのものにも注意しました。殺陣やアクションも楽しかったです。実は刀を使っての殺陣は映画では初めてでした。舞台での殺陣と映像での殺陣は見え方、見せ方が違うと自分では理解していましたが、それを改めて学んでいくような現場でもあり、最善を尽くして演じたからこそとても勉強になる現場でした。

窪田正孝(河上万斉役)コメント

『銀魂』はギャグとシリアスな部分の融合性がとても新しく、原作特有なことですが、映画では他にはなかなかないものだと感じていました。その『銀魂2』への参加はとても大きなプレッシャーはありましたが、やらせてもらうからには楽しもう、と自分に出せるものをすべて出してこの万斉役に挑みました。これまでにもアクションは多くやってきましたが、『銀魂』の殺陣は独特で“間合い”をつかむのが難しかったです。また小栗さんは身長も高く、手も長いのでリーチやエリアがとても広いんです。そこにも苦戦しましたが、演じるにつれて銀時と万斉の“気持ちがふつかっていく”ことにつながったと感じました。福田監督とは初めてご一緒しましたが、演出は一度だけ、サングラスを持ち上げる演技で「それは人差し指1本のがいい」と言われました。『銀魂2』は流れるような面白さがあって、たくさん笑えてたくさん泣けて、でも最後にはぐっと締まるような作品。『銀魂2』を楽しみにしていた方はもちろん、初めて『銀魂』を観る方でも思いっきり楽しんでいただけると思います。

伊藤鴨太郎(三浦春馬)

河上万斉(窪田正孝)

映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』は2018年8月17日(金)より全国で公開!
脚本・監督:福田雄一
原作:空知英秋「銀魂」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:小栗旬/菅田将暉、橋本環奈/柳楽優弥、吉沢亮/長澤まさみ、岡田将生/ムロツヨシ、キムラ緑子、佐藤二朗/中村勘九郎、堂本剛
配給:ワーナー・ブラザース映画 
©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会