木村カエラ

スタジオポノックが贈る短編アニメーションレーベル「ポノック短編劇場」第一弾『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』のエンディングテーマに木村カエラの新曲が決定し、併せて同楽曲を使用した予告編が解禁された。

『メアリと魔女の花』のスタジオポノックが贈る新プロジェクト「ポノック短編劇場」の第一弾となる本作。“子どもたちから大人まで楽しめるアニメーション映画を作りたい”という志からスタートした本プロジェクトでは、“ちいさなものの中にこそ大事なものが込められている”3つの奇跡の物語が誕生した。

今回、本作のエンディングテーマに木村カエラの新曲「ちいさな英雄」が決定した。子どものころからアニメーション作品と親しみ、子どもから大人までが楽しめるアニメーション映画とのタッグを熱望する木村カエラの念願の楽曲提供となった。米林宏昌監督をはじめとするジブリ出身の3人の監督が、新天地スタジオポノックで作品を制作するにあたり、映画チーム協力のもと楽曲のイメージをつくりながら、入念な打ち合わせの中で5月より制作がスタート。懸命に生きる子ども、そして彼らを温かくみつめる大人の目線、感情が相互に入れ替わり、軽やかに飛び越えていく楽曲となっている。

サウンドプロデュースでは、木村カエラと数々の楽曲でタッグを組み、「TREE CLIMBERS」や「Ring a Ding Dong」など、キャッチーかつエッジの効いたサウンドを生み出してきたASPARAGUS 渡邊忍が約4年ぶりに参加。また、最新ビジュアルは、カメラマンにデヴィッド・ボウイや YMO など数々のロックアーティストをみつめてきた鋤田正義氏を迎え、撮影が行われた。

木村カエラ コメント

この3作品を手掛けられた、米林監督作品や、百瀬監督、山下監督が関わった作品の大ファンで、いつか自分の曲も一緒に何かできないかとずっと思っていたので、今回お話をいただいて、夢が叶いとてもうれしく思っています。この映画のお話をいただいた時、短編劇場ですが、この映画の短い中にこめられた、それぞれの監督の願いや、映画チームの願いである、“子どもたちから大人まで楽しめるアニメーション映画を作りたい”という気持ちをひとつずつ感じながら、映画チームと何度も打ち合わせを行い、西村プロデューサーと作り上げていきました。3作品のすべてをまとめるというエンディングテーマなので、映画の大きなテーマをもとに、この映画を観終わった人たちすべての人が笑顔で帰れるような楽曲をつくろうと思い、この楽曲を聴いた、子どもたちがのびのびと生きてほしい、育ってほしいと、私なりの目線で書かせてもらいました。この作品がたくさんの人の元に届くことを願っています。

西村義明プロデューサー コメント

物語も絵柄も作り手も異なる3つの作品を、「ちいさな英雄」というテーマで明るく包む歌が欲しい。声の中に笑顔が見える木村カエラさんの歌声なら、この無理難題に一緒に挑んでもらえるんじゃないか。その思いでエンディングテーマをお願いしました。後日、歌曲が完成したとき「緊張しすぎて泣きました!」と笑っていた木村カエラさんですが、こちらは思わず「すごい!」と唸りました。カエラさんの曲と真っ直ぐな声は、感傷や叙情を軽々と飛び越えて、劇場をキラキラと祝福で満たします。映画館からの帰り道、大人も子どもも思わず口ずさんで空を見上げるような、とても素敵な歌の完成に心から感謝しています。

「ちいさな英雄」は8月22日にデジタル配信開始。

予告編


映画『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』は2018年8月24日(金)より全国で公開!
配給:東宝
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