6日(金)に公開した本作だが、今回の舞台挨拶では“虹色七夕祭り”として、登壇者は全員浴衣姿で登場。短冊に願い事を書いて披露するなどイベントを盛り上げた。
全国の劇場でライブビューイングが行われた今回の舞台挨拶。人気・実力を兼ね備えた若手俳優が勢ぞろいということもあり、キャスト・監督が舞台に登場すると、会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。いつもと違う髪型で挑んだ横浜は「(自身が演じる)恵ちゃんヘアで来ました」と挨拶し、会場はさらに盛り上がった。
劇中では縁日のシーンで浴衣を披露しているキャストたち。本作は昨年10~11月に1か月で撮影が行われており、「夜撮影したけど、冬だから寒かった」と明かす佐野。中川も「防寒しながら」と高校生らしい和気あいあいとしたシーンの裏側を語った。また、「スーパーボールすくいが楽しかった」と振り返る中川に「私うまくなかったですか?」と恒松が言うと、「神っぺじゃんっていうアドリブを入れた」と自然なアドリブが入れられていたことが明かされた。
そんな仲の良さをうかがわせるキャストたちだが、“男子チーム”の4人はお昼ご飯を毎日一緒に食べていたことや、「写真を撮りあっていてラブラブでした」と明かす吉川。これに佐野は「真宙にいたっては、ほとんどが俺の写真」と暴露。これに高杉は「おもしろいことしてくれるんですもん」と返したが、「たぶん俺のことが好きなんだと思う」という佐野。中川は「友情を超えた何かが・・・」とツッコミを入れ、会場を沸かせた。
ここで、この日が七夕であることにちなみ、登壇者の願い事が披露された。「この映画がたくさんの人に届きますように」と主役ならではの願い事を掲げた佐野だが、“個人的には?”という振りに「ちょっとバカンスしたいな、海外に。ハワイとか」とGENERATIONS from EXILE TRIBEとして、さらに俳優としても活躍する佐野の願いが披露されると、MCから「高杉さんと?」と問われ、これに「それだったら4人で行きたい」と返す高杉。さらに中川は「二人で行って来いよ」と返し、会場は笑いに包まれた。
横浜も“個人的な願い”として「ウユニ塩湖に行きたい」と答えると、中川は「じゃ一緒に行こうよ」と同調。横浜は「そっち(佐野と高杉)はバカンスで、こっちはウユニ塩湖」と語り、観客の笑いを誘った。また、「本気の願いを書きました」と言いながら「セレーナ・ゴメスとDNCEに会いたい」と書いた吉川。「一緒に写真が撮れたら私・・・ハハッ(笑)」とにやけが止まらない吉川に会場からは「かわいいー!」という声があふれた。
さらに、ここで虹色の7枚の瓦割に男子チーム4人が挑戦。経験者である横浜以外は心配そうな顔を浮かべ、中川も「一人だけ次元が違う」と横浜を見つめつつ、横浜のレッスンを受ける3人。見事アドバイスの成果もあって、全ての瓦を割り切った4人は、成功に驚きもあったようで、「やった瞬間にこなごなになりそう」と佐野にツッコまれていた高杉も「僕が一番びっくりしています」と笑顔。佐野は「一瞬サイヤ人になれたね」と笑いを誘い、また中川も「気持ちよかったです」と笑顔を見せた。
累計300万部突破の超人気少女コミック「虹色デイズ」。<男子高校生4人組が主人公>という斬新かつ異色な設定が人気となった本作は、性格も趣味もバラバラだがいつもつるんでいる、ちょっとおバカでお騒がせなイケメン男子高校生たちの“友情”と“恋”を描く青春ストーリー。監督は『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』『大人ドロップ』の飯塚健。個性豊かな高校生たちのリアルな感覚と青春の輝きをセンス溢れる映像で作り上げる。主人公となる男子高校生を演じるのは、佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星らいま最も人気と勢いのある4人の若手俳優たち。
【取材・写真・文/編集部】
映画『虹色デイズ』は2018年7月6日(金)より全国で公開!
監督:飯塚健
原作:水野美波「虹色デイズ」(集英社マーガレットコミックス刊)
出演:佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、坂東希(E-girls/Flower)/山田裕貴、滝藤賢一
配給:松竹
©2018『虹色デイズ』製作委員会