久保帯人(原作)コメント

福士蒼汰主演×佐藤信介監督で実写映画化される『BLEACH』に、原作者・久保帯人からコメントが到着し、併せてアニメ版で黒崎一護役を演じた森田成一ナレーションによる特別映像が解禁された。

霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、ある日突然現れた死神と名乗る・朽木ルキアから、死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚<ホロウ>という悪霊たちと戦う物語。主人公・黒崎一護を演じるのは、『無限の住人』で見事な身のこなしで激しい斬り合いをこなし新境地を切り開いた福士蒼汰。人間を襲う悪霊・虚<ホロウ>を唯一斬ることができる死神という存在で、黒崎一護とともに行動することになる朽木ルキアを杉咲花が演じる。メガホンを取るのは、『アイアムアヒーロー』で世界三大ファンタスティック映画祭で受賞した佐藤信介監督。

今週末公開を控え、「BLEACH」原作者・久保帯人のコメントが到着した。併せて解禁された特別映像では、2004年~2012年まで放映され人気を博したアニメ「BLEACH」で主人公・黒崎一護を演じた実力派超人気声優・森田成一が、「一護よ、命をかけて熱く生きろ」と熱いエールを送っている。本映像では、森田成一のナレーションにのせて、アクションはもちろん、スケール、そして本作で描かれる人間と死神の立場を超えた人間ドラマの魅力に“映画『BLEACH』の極み”として迫っている。

久保帯人(原作)コメント

僕は実は今回の映画には2つの理由から余り大きく関わっていません。1つ目は、佐藤監督が実写として原作のどこを使ってどこを削るのか見てみたい、という気持ちがあったこと。2つ目は、映画の話を頂いた時が丁度連載終盤のストーリーを固めている最中で、時間的に映画にガッツリ関わる余裕が無かったこと。その代わりに、要望を2つだけ出させてもらいました。
1つ目は、キャラクター同士の距離と関係性を原作から変えないこと。2つ目は、キャラクターの感情と行動に齟齬をきたさないこと。結果として、良いものに仕上げて頂いたと思います。映画としてまとめやすくなるよう伏線を張り替えてあるので、原作と違う点は勿論ありますが、沢山のバトルを上手く繋げてストーリーと絡めてあります。スピードとスケール感のあるアクションは、日本映画として新しいレベルに到達しています。
正直、完成品を観るまでは「気に入らなかったらコメント書かないよ」と言っていました。コメント書けて良かった。どんなものか、是非観に行って確かめて下さい。

特別映像

映画『BLEACH』は2018年7月20日(金)より全国で公開!
監督:佐藤信介
原作:久保帯人「BLEACH」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮/真野恵里菜、小柳友/田辺誠一、早乙女太一、MIYAVI/長澤まさみ、江口洋介
配給:ワーナー・ブラザース映画
©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会