一人じゃない、仲間がいる、この世界(ユニバース)には―『スパイダーマン:スパイダーバース』のボイスキャストがサンディエゴで開催中の“コミコン・インターナショナル・サンディエゴ”に登壇した。
革新的なヴィジュアルのアニメーションとともに、フレッシュなスパイダーマン・ユニバースが誕生する。主人公は、ニューヨーク・ブルックリンの少年マイルス・モラレス。彼が暮らす世界には、スパイダーマンのマスクをかぶることができるのは一人だけではない、無限の可能性が秘められた<スパイダーバース>が存在していた―。『LEGO®ムービー』『くもりときどきミートボール』のフィル・ロード&クリストファー・ミラー、アヴィ・アラドが製作を務め、ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンが監督を務める本作。
今回、アメリカ・サンディエゴで開催中のイベント“コミコン・インターナショナル・サンディエゴ”にて、本作『スパイダーマン:スパイダーバース』のプレゼンテーションが行われ、プロデューサーのクリストファー・ミラーとフィル・ロード、声優を務めるシャメイク・ムーア(主人公マイルス・モラレス役)、ジェイク・ジョンソン(ピーター・パーカー役)、ヘイリー・スタインヘルド(グウェン・ステイシー役)らが登壇し、プレゼンテーションを行っ。
プロデューサーのミラーとロードが今回の映画化について「(主人公である少年)マイルス・モラレスのキャラクターが大好きなんだ。スパイダーマンのアニメーション製作の話が来たとき、絶対にマイルスの話じゃなきゃ!と言ったんだ」と、キャラクターへの強い愛情を語っ。そして「まるでコミック・ブックそのもののようなルックでストーリーを語るのに素晴らしい機会だと思ったんだ。コミックの中に実際に入り込んでしまうようなね。これまで誰も見たことないような、絶対にスクリーンで見なければならないものを作ろうと思ったんだ」と振り返る。
作品の中ではマイルスとピーター・パーカーの関係性も重要なものとして描かれており「マイルスは指導者を必要としているんだ。ピーターにそのお願いをするのだけど、ピーターは最初全く興味がない。でもマイルスはあきらめないんだ」とシャメイク・ムーアは自身の演じるマイルスについてコメント。
また、本作の世界には、様々なスパイダーマンが存在する。コミコン会場で披露された映像には、マイルスがピーターやグウェン・ステイシーと出会うシーンのほか、スパイダーマン・ノワールや日本語を話す少女ペニー・パーカー、そしてブタのスパイダーハムが登場。さらに、スパイダー・ノワールの声優として、ニコラス・ケイジの起用がサプライズ発表された。またペニー・パーカー役にキミコ・グレン、スパイダー・ハム(ピーター・ポーカー)役にジョン・モラニーの起用も併せて発表された。
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』は2019年に公開!
監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン