今回のイベントには、来日中のブラッド・バード監督、ジョン・ウォーカープロデューサーに加えて、ボブ/Mr.インクレディブル役の三浦友和、ヘレン/イラスティガール役の黒木瞳、ヴァイオレット役の綾瀬はるか、ダッシュ役の山崎智史という“インクレディブル・ファミリー”と、前作に引き続きとなるアンダーマイナー役の高田延彦、今回新たに出演のヴォイド役の小島瑠璃子、へレクトリクス役のサンシャイン池崎が登場した。
サンシャイン池崎とキッズダンサーによる「インクレ・ヒーロー・ダンス」で盛り上がる会場のレッドカーペットにキャストらが登場すると、会場はより一層大きな歓声に包まれた。そしてステージ中央の本作ロゴに、ジャック・ジャックの“目からビーム”が出ることにちなんで緑色のレーザーが当てられ、割れた部分からキャストらが再び登場するという演出には多くの観客から驚きの声が上がった。
今回、前作『Mr.インクレディブル』から14年を経てからの続編ということで「日本版のキャストが再集結してくれたことを心からうれしく思っています」と語るバード監督。ボブ役の三浦も「また声をかけていただいてうれしい」と家族再集結への思いを語った。
その最新作は「スーパーヒーローものですが、ほかの作品と違うのは“家族の物語”」と大ヒットの要因を語るバード監督。そんな大ヒット作品に参加することになった小島は「不安はありました」と振り返りつつも、「エンドロールに名前を載せていただいているのを観て涙が出ました」と率直な感想を語った。また、同じく本作で初参加となった池崎は「(普段の)ビジネス“イェーイ”じゃなくて、心の底から“イェーイ”が出ました」と笑いを誘った。
劇中では夫婦役を演じる三浦と黒木だが、今回は“子育て”に悪戦苦闘するボブ役の三浦。その妻・ヘレン役の黒木は「ボブの理解があって、はじめてヘレンはスーパーヒーロー活動ができる。何と言ってもボブの愛」と関係性を語った。また三浦は、スーパーヒーローの物語ではあるものの「家族の絆の物語と言っていいですね。どこの家庭にもあるような絆だと思います」と語った。
最後に綾瀬は「ごく普通の家族の“現実的な部分”と、スーパーパワーの“非現実的な部分”が相まって、k情感できるところとワクワクするところがある。笑って元気になってもらいたい」、黒木は「家族って、一致岩傑したらパワーを持つんだなと思える作品」、三浦は「何かがあった時にまとまる力は大きなパワー。スーパーパワーと両方が見られるエンターテインメント」と本作をアピールした。
『インクレディブル・ファミリー』は、スーパー・パワーを持ったヒーロー家族=インクレディブル・ファミリーの素晴らしき“フツー”な日常と、悪と戦う“ヒーロー”という非日常が融合し、壮大なスケールと絶妙なユーモアで描かれる一家団結アドベンチャー。ヒーロー廃業に追い込まれた家族がヒーローとしての仕事と家族の絆を取り戻した前作『Mr.インクレディブル』。本作では、フツーな日常を送る一家だったが、あることをきっかけに母・ヘレンがヒーロー活動をすることに。ヘレンに代わって家事・育児を任されたボブは、まだ底知れない能力を秘めているかもしれない息子ジャック・ジャックの世話をしながら、家族を守るヒーローに―?
【取材・写真・文/編集部】
映画『インクレディブル・ファミリー』は2018年8月1日(水)より全国で公開!
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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