川栄李奈映画初主演作品『恋のしずく』が10月20日(土)より公開されることが決定した。

東広島市・西条を舞台にリケジョの大学生・詩織が、日本酒の酒蔵へ実習に行くことになり、酒造りを通じて目覚める人生の喜び・出会いと別れを経験しながら成長していくヒューマンドラマ。農大に通う大学三年生の主人公・詩織役には、女優として数々の話題作に出演する川栄李奈。本作が映画初主演となる。また、詩織が実習にやってくる乃神酒造の蔵元の息子・莞爾役には劇団EXILEのメンバーである小野塚勇人。ほかに宮地真緒、小市慢太郎、本作が遺作となった名優・大杉漣ら豪華な出演陣が脇を固める。監督は、テーマとなる地方に実際に住み綿密な調査と土地土地の息吹を肌で感じながら映画を制作していくことで知られている名手・瀬木直貴。

今回、公開決定と併せて解禁されたポスタービジュアルは、主人公・詩織役の川栄李奈が、舞台である東広島市・西条の酒蔵をバッグに、お猪口を持って立っている後ろを蔵元の息子役である小野塚勇人が通りがかるという、日本酒映画らしいビジュアル。本作が遺作となった蔵元役の大杉漣や、杜氏役の小市慢太郎、詩織をサポートする農家の娘役の宮地真緒、酒造会の若手ホープ役の中村優一も登場し、じんわりと、そして迫力のあるビジュアルとなっている。

川栄李奈 コメント

みんなの思いが詰まった作品です。見終わったあとすごく温かい気持ちになりました。日本酒や街の良さがでていて、広島の方や、作品に関わっていただいた方に早く見て欲しいなと思いました!主人公詩織の成長や、家族、そして仲間の絆を感じられる作品ですので、そこに注目していただきたいです。

小野塚勇人 コメント

この作品はキャスト・スタッフだけではなく、ロケ地でもある東広島市の方々に支えられ、協力して頂き出来た作品です。
この映画を見た時にその一つ一つのシーンや街並みから、優しさや愛情が感じられ、何より日本酒という伝統文化を好きになって頂けると思っています。心温まる作品になっていますので、是非、観て頂ければ嬉しいです。

瀬木直貴監督 コメント

映画は人の手で“作るもの’と考えていましたが、本作で映画は“生まれる”ものであることを実感しました。スタッフやキャストの奮闘、旅情豊かな風景、関係者の期待、様々な要素を混ぜ合せても映画は出来ません。目には見えない、はっきりと認識できない何かが作用して映画になる。それを見守るのが監督の役割でした。生まれるものには意味があります。本作には西日本豪雨で被災された酒蔵、鉄道、田園風景が登場しています。単に楽しい作品ではなく、この時代に必要な映画という使命を帯びている気がします。

舞台は酒蔵で有名な東広島市・西条。農大に通う大学三年生の詩織は、意に反して日本酒の蔵へ実習に。やる気のない蔵元の息子、厳格な杜氏、不倫に悩む美咲。老舗酒蔵での出会いに彼らの人生は転がり始める。愛らしくて、せつなくて、そしてじんわり味わい深いヒューマンドラマ。

映画『恋のしずく』は2018年10月13日(土)広島県で先行上映、10月20日(土)より丸の内TOEIほか全国で公開!
監督:瀬木直貴
出演:川栄李奈、小野塚勇人、宮地真緒、中村優一、蕨野友也、西田篤史、東ちづる、津田寛治、小市慢太郎、大杉漣
配給:ブロードメディア・スタジオ
©2018「恋のしずく」製作委員会