ソ連最高権力の座をめぐる劇薬ブラックコメディ『スターリンの葬送狂騒曲』の本編冒頭映像が解禁された。
ロシアで上映が禁止され話題を読んだ問題作である本作は、1953年のロシア(旧ソ連)を舞台に、当時恐怖政治を強いてきた絶対的独裁者ヨシフ・スターリンが死んだことで巻き起こった最高権力の座を巡る争いや内部の混乱を、辛辣かつコミカルに描く。監督・脚本を務めるのは、エミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経験をもち、政治風刺作品に定評のあるアーマンド・イアヌッチ。これまでにも、英国政権の内部を描いたコメディドラマシリーズ「官僚天国」や、米国の女性副大統領を主人公にその日常を描いたコメディドラマシリーズ「Veep/ヴィープ」、米英両国の閣僚や官僚を描いた映画『In the Loop』などを手がけ、高い評価を受けている。
ロシアで上映が禁止され話題を読んだ問題作である本作は、1953年のロシア(旧ソ連)を舞台に、当時恐怖政治を強いてきた絶対的独裁者ヨシフ・スターリンが死んだことで巻き起こった最高権力の座を巡る争いや内部の混乱を、辛辣かつコミカルに描く。監督・脚本を務めるのは、エミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経験をもち、政治風刺作品に定評のあるアーマンド・イアヌッチ。これまでにも、英国政権の内部を描いたコメディドラマシリーズ「官僚天国」や、米国の女性副大統領を主人公にその日常を描いたコメディドラマシリーズ「Veep/ヴィープ」、米英両国の閣僚や官僚を描いた映画『In the Loop』などを手がけ、高い評価を受けている。
今回解禁された冒頭映像は、ピアニストのマリヤ(オルガ・キュリレンコ)の演奏から始まる。
「1953年、モスクワ
スターリンの秘密警察『NKVD』は、20年にわたり恐怖で民衆を支配していた。
“敵”としてリストに載った物は粛清される―」
ピアノ演奏に耳を傾ける観客たち。そこに1本の電話が鳴る―。コンサートのディレクターが受け取った内容は、「17分後にスターリンへ電話しろ」という命令だった。一方、スターリンは粛清リストのチェックを行っており、側近たちは下品なジョークに花を咲かせていた。リストを渡された側近のベリヤ(サイモン・ラッセル・ビール)は、部下に非道な粛清方法を指揮し向かわせる―。
本編冒頭映像
映画『スターリンの葬送狂騒曲』は2018年8月3日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開!
監督:アーマンド・イアヌッチ
出演:スティーヴ・ブシェミ、サイモン・ラッセル・ビール、ジェフリー・タンバー、オルガ・キュリレンコ
配給:ギャガ
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