『あの頃、君を追いかけた』に主演の山田裕貴が、8月10日(金)にナゴヤドームにて行われたプロ野球・中日ドラゴンズ×東京ヤクルトスワローズ戦の始球式に登板した。

元プロ野球選手の山田和利を父に持ち、自身も中学生時代まで野球経験のある山田裕貴。この日行われた、中日ドラゴンズ×東京ヤクルトスワローズ戦の始球式直前のインタビューでは、「13年のブランクもあり、昨日久しぶりに練習をして100球以上投げ込んでしまって、肩が張っているんですよね」と苦笑い。しかし本番のピッチングでは見事、ノーバンでど真ん中のストレートを披露。

直後のインタビューでは、興奮冷めやらぬ様子で「野球をあきらめて俳優を目指してからの夢が、いつか始球式に登板することでした。 今日は父が優勝した時に付けていた『30番』のユニフォームを着させていただいて、母も妹も、そして野球をやっていた頃のチームメイトも見に来てくれました。親父の背中を追いかけていた頃を思い出しました」と思いがけず涙が溢れた。

そして、この日8月10日は『あの頃、君を追いかけた』で共演したヒロイン役の齋藤飛鳥の二十歳の誕生日。「誕生日プレゼントかどうか分からないですが、ミットに球が入ったので良かったかな」と安堵の表情を見せた。

また、来る8月15日には本作でヒロインの齋藤飛鳥が台湾プロ野球Lamigoモンキーズの始球式に登板を予定。齋藤へのアドバイスとして「思い切って腕を振るということは僕はできなかったけど(笑)、デッドボールだけ気を付けて。練習付き合います」とエールを送った。

2011年に台湾の人気作家ギデンズ・コーが自伝的小説を自ら映画化し、空前のヒットとなった伝説の青春映画をリメイクした本作。舞台を日本にうつし、旬の若手俳優たちにより現代の物語として新た生まれ変わった。主人公・浩介を演じるのは、若き実力派俳優・山田裕貴。素朴さを感じさせる制服姿に身を包んだヒロイン・真愛を演じるのは乃木坂46の齋藤飛鳥。オリジナル作品の瑞々しさもありながら、旬の若手俳優たちによって現代の物語として鮮やかに生まれ変わった。

映画『あの頃、君を追いかけた』は2018年10月5月(金)より全国で公開!
監督:長谷川康夫
出演:山田裕貴、齋藤飛鳥/松本穂香、佐久本宝、國島直希、中田圭祐、遊佐亮介
配給:キノフィルムズ
©『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ