ビブリア古書堂店主・篠川栞子は、持ち込まれる古書の謎を鮮やかに解き明かしていく―。原作は、“古書探偵ミステリー”として熱い支持を受ける三上延による「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ。極度の人見知りながらも、古書に対しては人一倍の情熱と知識を持つ主人公・栞子役を黒木華、ひょんなことからビブリア古書堂で働き始め、栞子に密かに思いを寄せる五浦大輔役を野村周平が演じる。三島有紀子監督が、1冊の古書から始まるミステリー溢れるストーリー展開と共に、栞子と大輔の純朴で愛らしい関係性と変化を緻密にそして繊細に描く。
今回、本作の第3弾キャストとして、「MEN'S NON-NO」専属モデルとして活躍し、最近では先日封切られ大ヒットスタートをきった『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』への出演をはじめ、映画、ドラマ、CMなど様々な分野で活躍する若手最注目俳優・成田凌が出演することが発表された。
成田が演じるのは、栞子(黒木華)の同業者で、漫画専門のネット販売を行う青年・稲垣。二人の出会いは古書の“市場”である交換会で、稲垣から栞子に声を掛けたところから始まる。本好き同士、好きな本の話で意気投合し、次第に心通わせるようになる栞子と稲垣。そして嫉妬を覚えるも、それを複雑な想いで見守るしかない大輔(野村周平)は、自分が栞子に想いを寄せていることに気付く・・・。旬の実力派俳優三人が繰り広げる、恋の三角関係に注目だ。
成田は自身が演じる稲垣の人物像について、三島監督から1900年代の詩人・中原中也のイメージとともに、実はもう一人、意外な人物の名前を伝えられていたという。それはイギリスのアシッド・ジャズアーティスト、ジャミロクワイ。成田演じる、飄々としながらも紳士的で、優しさと余裕を併せ持つ大人のモテ男に注目だ。
共演者の黒木と野村について成田は「黒木さんは、ご本人がお持ちの雰囲気に加えて、男前でかっこよく、力強さを持っている方。(野村)周平は、あんな俳優見たことないですね。彼とは同い年ですが、誰に対してもフラットで、いるだけで現場がすごく明るくなるし、愛おしいやつです」とコメント。
また、今回初タッグとなる三島監督に対しては「初めてお会いした時は、キレのある格好いい女性だと思いました。俳優部に寄り添ってくれて、人を動かすという仕事に本当に向いている方だと思うし、優しいからこそ強い方で、もう一回仕事がしたいです」と日本を代表する女性監督である三島組に参加した喜びを語った。
映画『ビブリア古書堂の事件手帖』は2018年11月1日(木)より全国で公開!
監督:三島有紀子
原作:三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
出演:黒木華、野村周平/成田凌/夏帆、東出昌大
配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA
© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会