『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のジャパンプレミアが8月13日(月)に東京国際フォーラムで行われ、本作のジャパン・アンバサダーを務めるLittle Glee Monsterと、本作でハリウッド・デビューを果たしたお笑い芸人・横澤夏子が登壇した。

約4,000人のファンが駆け付け熱気を帯びる会場に、先日ロンドンで行われたワールドプレミアの映像とともに、Little Glee Monster(芹奈、アサヒ、MAYU、かれん、manaka)が登場すると観客からは大歓声だ起こった。芹奈さんは「会場の観客がABBAの曲を歌っていて、和やかな雰囲気でした!」とイベントはとても良い雰囲気の中行われたそう。ロンドンでは、リリー・ジェームズら豪華キャストやABBAの前でその歌声を披露したLittle Glee Monsterだが、manakaは「光栄ですし、何度も練習して挑みました。こんなチャンスはないと、一生懸命歌いました。ABBAのお2人も一緒に口ずさんでくれたのが嬉しかったです」と思い出を振り返った。

また、アサヒは「いつもライブ前に円陣を組みます。みんなの意思も固まるので、歌う前には必ずやるようにしています」と元気になれる秘訣を明かし、前作を超える母娘の深い愛に胸を打つ人も多い本作にちなんで、自身の母親との関係性についてMAYUは「どんなこともまずはじめにお母さんに話します。友達みたいな関係です。この映画を観て、お母さんの偉大さを改めて感じました」と仲良しエピソードを語った。また、かれんは「大人だけでなく若い人も楽しめる作品になっています。キャストの歌唱シーンは、原曲とはまた違う良さがあるので、是非ノリノリで観てください!」と本作をアピールした。

本作でハリウッドデビューを果たした横澤夏子だが、自身の出演シーンについては「瞬きしたらいなくなっちゃいますから」と笑いを誘った。また、ハリウッドデビューを目指して渡米したお笑い芸人のピース・綾部祐二にも連絡したようで「『よかったじゃないか、おめでとう』って余裕な感じでお返事を」と答え、さらに「最近はニューヨークでコロッケを売る仕事を持ちかけられていると(言っていた)」と明かし、会場は笑いに包まれた。

ハリウッドデビューについては、母親には「驚かれました」と明かし、さらに夫も「びっくりしていました」と一様に驚かれたことを明かした。また、横澤自身も「ニュースで“ハリウッドデビュー”って知った」と明かし、これには会場からも笑いが起きた。続けて「撮影の時もやけに豪華なケータリングだと思っていた。イベントの撮影のあのかと思っていて、びっくりしました」と語った。

また、横澤の出演するシーンについては明かされていないが、今後の“ハリウッド女優”としての展望については「セリフがある役をいただきたいなと思います(笑)」と答えた。イベントでは横澤の幼少期の写真も披露されたが「もっといい写真あったはずなんですけど(笑)」とコメント。

イベントの終盤では、Little Glee Monsterによるライブパフォーマンスが行われ、ロンドンでのワールドプレミアでも披露された「ダンシング・クイーン」を、100人のダンサーによるフラッシュモブとともに披露された。

ABBAのヒット曲で構成され、全世界でロングランヒットを記録した舞台を映画化した『マンマ・ミーア!』。本作では、前作のその後と、ドナがソフィの父親候補3人と出会った青春時代を中心に、過去と現在を行き来して、そこからどのように現在に繋がっているのかが描かれる。前作に続き、メリル・ストリープ、ジュリー・ウォルターズ、クリスティーン・バランスキー、アマンダ・セイフライド、ドミニク・クーパー、ピアース・ブロスナン、ステラン・スカルスガルド、コリン・ファースが出演し、新たに若きドナ役にリリー・ジェームズが抜擢された。ギリシャの美しいカロカイリ島を舞台に、前作でおなじみのナンバーと、前作とはまた違うABBAの楽曲の数々で新しい物語が描かれる。

【取材・写真・文/編集部】

ライブパフォーマンスの様子

ライブパフォーマンスの様子

ライブパフォーマンスの様子


映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は2018年8月24日(金)より全国で公開!
監督・脚本:オル・パーカー
出演:メリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ジュリー・ウォルターズ、ドミニク・クーパー、アマンダ・セイフライド、クリスティーン・バランスキー、リリー・ジェームズ、ジョシュ・ディラン、ヒュー・スキナー、ジェレミー・アーヴァイン、アレクサ・デイビーズ、ジェシカ・キーナン・ウィン、アンディ・ガルシア、シェール
配給:東宝東和
©Universal Pictures