『あの頃、君を追いかけた』でヒロインを務める齋藤飛鳥が、8月15日に行われた台湾プロ野球のLamigo(ラミゴ)モンキーズ対統一ライオンズ戦で始球式に登板した。

2011年に台湾で空前の大ヒットとなった、本作のオリジナル版映画。今回、本作でヒロインを務める齋藤飛鳥が、映画オリジナル版の舞台である台湾を訪問。8月15日(水)に桃園国際棒球場(台湾桃園市)で行われた台湾プロ野球のLamigo(ラミゴ)モンキーズ対統一ライオンズ戦で、映画の衣装である制服に野球のユニフォームを羽織ってマウンドに登場し、自身初となる始球式を行った。

初の始球式を行った齋藤は「普段のライブよりも緊張した。野球ファンに失礼が無い事を意識しました」と、いつもとは違うステージに緊張していた様子。また、フォームは“野茂英雄のトルネード投法”を意識し、「乃木坂の野球をやっていたスタッフさんに教えていただきました」という臨んだことを明かした。

さらに「思ったよりは飛んでいた」という齋藤だが、「ノーバンでいけなかったのは悔しいので、野茂さんが出来たというところだけが満足です。あと本番前に、現地の選手の方(元DeNAベイスターズ所属の王溢正選手)にも直々に教えていただきました」と悔しさをにじませつつも、現地でも練習を積んでいたことを明かした。

そして「貴重な経験が出来て嬉しいです」と今回の始球式をいい経験として受け止めた齋藤。なお本作の主演を務める山田裕貴は、8月10日(金)にナゴヤドームで「中日対ヤクルト戦」の始球式に登板しており、2,000kmの距離を隔て日本・台湾の“キミオイ”始球式が実現したことになる。

2011年に台湾の人気作家ギデンズ・コーが自伝的小説を自ら映画化し、空前のヒットとなった伝説の青春映画をリメイクした本作。舞台を日本にうつし、旬の若手俳優たちにより現代の物語として新た生まれ変わった。主人公・浩介を演じるのは、若き実力派俳優・山田裕貴。素朴さを感じさせる制服姿に身を包んだヒロイン・真愛を演じるのは乃木坂46の齋藤飛鳥。オリジナル作品の瑞々しさもありながら、旬の若手俳優たちによって現代の物語として鮮やかに生まれ変わった。


映画『あの頃、君を追いかけた』は2018年10月5日(金)より全国で公開!
監督:長谷川康夫
出演:山田裕貴、齋藤飛鳥/松本穂香、佐久本宝、國島直希、中田圭祐、遊佐亮介
配給:キノフィルムズ
©『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ