スタジオコロリドによるアニメーション映画『ペンギン・ハイウェイ』に各界の著名人からコメントが到着した。

『ペンギン・ハイウェイ』は、『夜は短し歩けよ乙女』、『有頂天家族』など数々のベストセラー作品を持つ森見登美彦の原作を、気鋭のアニメーションスタジオ・スタジオコロリドによりアニメーション映画化。監督は、その才能に注目が集まるクリエイターの一人、石田祐康。声の出演として、主人公アオヤマ君役に、オーディションで役を射止めた若手女優・北香那、いたずらっぽい明るい一面と、ミステリアスな雰囲気を併せもつ“お姉さん”を演技派女優・蒼井優が演じる。

羽海野チカ(漫画家)

夏の青過ぎる空をバックに「少年!」と呼びかける
少し低い声のおねえさんの声で始まる大冒険

「きっと解いてみせる」と
どこまでも諦めずにノート片手に突っ走るアオヤマくんの姿に惹き込まれた時
夏の嵐の中、未来の彼の美しい背中が見えたような気がした

ゆるりまい(漫画家・エッセイスト)

子供の頃を思い出すような情景。
でもそこから繰り広げられる物語は
奇想天外で、ワクワクもするけど、
胸がぎゅーっと締め付けられる思いもあって、
とうとう最後は泣いてしまった。

アオヤマ君、絶対夢を叶えるんだよ。

石川祐希(プロバレーボール選手)

アオヤマくんと同じ小学4年生のとき、僕はバレーボールを始めました。彼の姿はどこか自分と重なるところがあって、大好きなことに熱中することの素晴らしさや、チャレンジの先にある新しい出会いや発見は、きっと誰にとってもかけがえのない経験になるのだと、この映画を観て改めて教えてもらった気がします。

村田諒太(WBA世界ミドル級チャンピオン/ロンドンオリンピック ボクシングミドル級金メダリスト)

ペンギンハイウェイという意味が、ペンギンが海から陸に上がる時に決まって辿るルートだということです。
ですので、映画の副題として、小学校四年生の子供が、大人になるに連れて必ず経験すること(ペンギンハイウェイ)という意味があるのではないかと思いました。
子供から大人になる時に通った道、友情、愛、希望、少しの恐怖、大人になり、忘れた気持ちを思い出させてくれました。
また、子供の探求心、好奇心を刺激してくれる内容になっていますので、是非ご家族の皆様で、ご覧ください!

本上まなみ(女優)

森見さんの小説の中でも特に思い入れの強い作品がアニメーション化されて嬉しいです。原作で丁寧に描かれていた人と人との繋がりが、この映画でも豊かに表現されています。子どもたちのイノセントな物語をぜひ満喫してください。

尾崎雄貴(Bird Bear Hare and Fish / warbear)

立体的で奥行きのある、シャドーボックスのようなアニメーションに驚きました。
背景の細かい小物などにもリアリティーがあり、
気づけば画面の中に意識が入り込み、キャラクターと一緒に気温や湿度、質感までも感じてしまいました。

休日に誰かと2人で、軽やかな気分で観たい作品です。

伊沢拓司(東大生クイズ王)

少年時代の全能感と、その先に立ちはだかる無力感。迷いの中でそれでも真実へと立ち向かうアオヤマ君と、何よりそれを助け続ける大人たちの真摯さに、熱いものが戻ってきました。

映画『ペンギン・ハイウェイ』は2018年8月17日(金)より全国で公開!
監督:石田祐康
原作:森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」(角川文庫刊)
出演:北香那、蒼井優、釘宮理恵、潘めぐみ、福井美樹、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊、竹中直人
配給:東宝映像事業部
© 2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会