アメリカに実在した男性限定社交クラブのスキャンダルを描いた映画『Billionaire Boys Club(原題)』が『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』の邦題で11月10日(土)より公開されることが決定した。
1980年代初頭ロサンゼルスを舞台に、実在した投資グループ「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」が起こしたスキャンダルを描き、『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートと『キングスマン』シリーズのタロン・エガートンというハリウッドの人気若手俳優二人が初共演した本作。
高校の同級生だったジョー(エルゴート)とディーン(エガートン)は、商談中に偶然再会したことをきっかけに、“金(ゴールド)”で投資をする儲け話を企てる。二人は、ビバリーヒルズ屈指の金持ちである友人たちを口説き、1万ドルの融資を元手に投資グループ「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」を立ち上げる。しかし、誰よりも強い野心を持ったジョーは、成り上がるためならと少しずつ詐欺を積み重ね、上流階級の仲間入りを果たす。勢いに乗ったグループは「BBC」と呼ばれ、その噂は瞬く間に広まっていく。
そしてついに、ウォール街でも名を馳せた敏腕トレーダーのロン(ケビン・スペイシー)からも融資金を騙し取り、2億5000万ドルの取引をするまでに成長を遂げる。騙して稼いでは遊ぶパーティ三昧のなか、ジョーはクラブハウスで芸術家の助手として働くシドニー(エマ・ロバーツ)と恋に落ち、二人の距離は急接近する。順調な人生を送れるかと思えたある日、ある人物の裏切りにより「BBC」の口座はゼロになってしまう。果たして、“汚れた金”で結ばれた友情はどのような運命をたどるのか―。
世界がダマされた社交クラブ「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」を巡る実話が、今最も旬なキャストの共演によるスリル満点のクライム・サスペンスが日本に上陸する。
ストーリー
1983年、高校の同級生だった金融の専門家ジョーとプロテニス選手のディーンは、上流階級が集う商談の場で偶然にも再会を果たす。ディーンは、以前から計画していた“金(ゴールド)”で投資をする儲け話をジョーに持ち掛け、ビバリーヒルズ屈指の富裕層である友人たちを説得して「ビリオネア・ボーイズ・クラブ(BBC)」を結成する。カリスマ性と野心を持ったジョーは、少しずつ詐欺を重ねていく。しかし、彼らの贅沢な暮らしと大きな利益により、積み重なる詐欺に気づく者はいなかった。ロサンゼルスの社交界―金とセックスとセレブの世界―で有名になった彼は、ついに敏腕トレーダー・ロンからも融資金を騙し取り、さらなる成長を遂げる。しかしある日、ある人物の裏切りによってクラブは窮地に追い込まれるのだった―。
映画『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』は2018年11月10日(土)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開!
監督:ジェームズ・コックス
出演:アンセル・エルゴート、ケビン・スペイシー、タロン・エガートン、エマ・ロバーツ
配給:プレシディオ
© 2017, BB Club, LLC. All rights reserved.