シンガポールを舞台に恋人とその裕福な家族との間で揺れる葛藤と成長を描いた『クレイジー・リッチ!』が全米初登場1位を記録し、週末興収が2500万ドルを突破した。

ハイセンスなファッションに身を包み、ゴージャスな生活を送り、周りの女性を見定めながら自分のステータスを保つ、女性同士のバトルを描いた本作。ニューヨークで働く独身女性レイチェルは、恋人のニックがシンガポールの不動産王である超有名一族の御曹司であることを知るが、姑とは対立し、元カノの嫉妬は根深い。自分にとっての“本当の幸せ”とは何か―。クレイジーなほどにリッチな世界で繰り広げられるバトルから目が離せない。“本当の幸せ”を見つけるために奮闘する世界中の全女性へ贈るゴールイン・ムービーが誕生した。

ハリウッド映画としては、『ジョイ・ラック・クラブ』(1993)以来となる25年ぶりのオール・アジアン・キャストであるということで公開前から話題沸騰となった本作『クレイジー・リッチ!』。MetroやBusiness Standardなど様々なメディアで「アジア版『ブラックパンサー』なるか」と関心を集め「ホワイトウォッシングに一石を投じる、ハリウッド映画の歴史を変える一作となること間違いなし!」との呼び声が高かった作品が、8月15日より3,303スクリーンで全米公開された。初登場第1位はもちろん、初日から5日間連続首位に輝き、週末(17日~19日)の興行成績も約2,523万ドル、初日から5日間合計で3400万ドル越えを記録し圧倒的大ヒットスタートとなった。

さらに評論家や著名人、観客まで軒並み高評価な点にも注目だ。《タイム誌》「『クレイジー・リッチ!』が ハリウッドを変える。その時が来た」、《ハリウッド・リポーター》「清々しくスマートなコメディであると同時にいくつもの普遍的なテーマが紐づけられている」、《ピープル誌》「ピープル誌NO.1ピックアップ。笑えて、スッキリして、それと同時に感情が揺さぶられる作品」など各誌から高評価を獲得。

さらに、ハリウッドスターからも大絶賛の嵐となった。ジャスティン・ビーバーは「週末にこの映画を観に行くのを忘れずに!超オススメ!おめでとう、ジョン!」と自身のドキュメンタリーも監督したチュウ監督にお祝いのメッセージを送ったほか、ナタリー・ポートマンは「週末この映画を観るのが待ち遠しいわ!」、ジェシカ・チャスティン「今週末に観る映画は決まりね!」、ドウェイン・ジョンソン「素晴らしい映画を監督したジョン・M・チュウに祝辞を。ハリウッド、世界中のアジアン・カルチャーにとってすごい影響をもたらす映画さ。ジョンやキャストにとってこれほど誇らしいことはないだろう」とインスタグラムに投稿。クリス・プラットは「ワォ。映画館はクレイジー・リッチ!を観る人でいっぱいだったよ。観客が何を期待しているのかわからなかったけど、僕は圧倒されたよ。何て素晴らしい映画なんだ!こんないい映画長いこと観てなかったよ」とTwitterでコメントしている。

さらにこの勢いは止まらず、「ゴールドオープン(#ゴールドオープン)」と呼ばれるムーブメントまで起きるほどに。ハリウッドでのアジア人俳優の少なさを知ってもらうため、著名なアジア系米国人が出資し米国全土で無料上映が行われた。本作のキャストであるヘンリー・ゴールディングやハリー・シャム・Jr.なども「#GoldOpen」のタグを使ってSNSに投稿し参加を呼び掛けている。たくさんの人々を巻き込み話題沸騰中の本作から今後も目が離せない。

映画『クレイジー・リッチ!』は2018年9月28日(金)より新宿ピカデリーほかで公開!
監督:ジョン・M・チュウ
出演:コンスタンス・ウー、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ヨー、オークワフィーナ、ソノヤ・ミズノ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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