『パーフェクトワールド 君といる奇跡』の完成披露プレミアイベントが9月4日（火）に都内で行われ、“パーフェクトカーペット”イベントに岩田剛典、杉咲花が登壇した。

舞台挨拶に先駆けて行われた、真実の愛を引き寄せる3つの恋人たちのシンボルを盛り込んだ“パーフェクトカーペット”イベント。撮影地である江の島の恋愛成就の名所・恋人の丘でも知られる①恋人たちの真実の愛を固く結ぶと言われている“南京錠”、②真実の愛が鳴り響く“幸福の鐘”、そして③真実の愛が降り注ぐ“ハッピーバルーンシャワー”で祝福し、映画の中の二人のようにパーフェクトな絆を深めるイベントとなった。

多くのファンが詰めかけた会場に二人が登場すると、待ちわびたファンからは割れんばかりの大歓声が寄せられ、杉崎は「熱気がすごくて緊張しちゃいました」と笑顔を見せた。「9歳くらい年が離れているので、親子に見えないかな？（笑）」と冗談を交えつつ、「監督とディスカッションをして、微調整をしながら撮影が進んだ」と作品に深くかかわったことを明かした岩田。

杉咲も「これだけ話し合いをしながら撮影をするのは初めて」と明かし、「すごく濃厚で贅沢な時間だったので楽しかった。今まで以上に悩んだこともあったけど、映画を作っているという感覚で幸せだった」と振り返った。

本作でのデートシーンで印象的だったことについて、ソフトクリームを食べるシーンで「いなごアイスというものがあって、結構見た目が・・・」と驚いた様子を明かした岩田。杉咲も「私もすごい印象に残っていて。乗ってるんですよ、ソフトクリームに」と思い返しながらもまだ驚いている様子だった。

続けて、二人で南京錠を結び、さらに鐘を鳴らすと、会場に集まったファンからはさらなる大歓声が寄せられ、岩田は「最高ですね～！」とコメント。続けて「こうして映画の幕開けをたくさんの皆さんとご一緒させていただくのは幸せです」と語り、杉崎も「全部初めての体験だったんですけど、皆さんと一緒に体験することができて楽しかったです」と笑顔で語った。

本作は、7年ぶりに再会した初恋の人が、車イス生活を送っていた―という設定から始まる純愛ストーリー。突然の事故で下半身に障がいをもち、車いす生活になってしまった建築士の主人公・鮎川樹をEXILE／三代目J Soul Brothersのメンバーとして人気の岩田剛典、初恋の先輩である樹を一途に思い、悩み、もがきながらも前を向いて生きていこうとするインテリアコーディネーター・川奈つぐみを若手演技派女優・杉咲花が演じる。杉咲は本作が初主演となる。

【取材・写真・文／編集部】