今回解禁されたビジュアル

3世代の家族の愛と葛藤を描いた人間ドラマ『二階堂家物語』のポスタービジュアルと新場面写真が解禁された。

本作は奈良県天理市を舞台に、跡継ぎ問題に悩む3世代の家族の愛と葛藤を描いた物語。伝統と威厳を保ち名家の存続を守ろうとする主人公・二階堂辰也役を加藤雅也、自らの恋と跡継ぎ問題の間で想いが揺れる娘・由子役を石橋静河、由子へ密かに想いを寄せる幼馴染の多田洋輔役を町田啓太が演じる。監督は、2015年にカンヌ国際映画祭「ある視点」部門・期待すべき新人賞を受賞したイランの若手監督アイダ・パナハンデ。

今回解禁されたポスタービジュアルで、まず目を引くのは印象的な色遣い。この朱色は映画を象徴するカラーであり、劇中でも様々なキーアイテムとして登場する。そして家を象る枠の中に、二階堂家の家族と多田家の長男である洋輔が玄関に並ぶ。長男の辰也と母のハルはしっかりと前を見据えているが、娘の由子、幼馴染の洋輔の目線がそれぞれの方向を向いている。二階堂家という歴史ある家族の一員であると共に、一人の人間としての葛藤を象徴している。

併せて4点の場面写真が解禁された。縁側で祖母ハルの白髪を染め、辰也の髪を切る由子。跡継ぎ問題を除けば仲の良い家族そのものである。歳を重ね仕事のミスが増えてきた多田を降格させた辰也。ある出来事がきっかけで多田は憤りを爆発させ、商
談の場に乗り込んでくる。カラオケで羽目を外す由子を迎えに来た辰也。そして納屋の戸にもたれ、自分のために大切にしまわれていた雛飾りを抱きしめる由子。ぐっと何かを堪えるような表情を浮かべている、過去の出来事や跡継ぎ問題がきっかけで親子の間には徐々に埋められない溝ができてしまっていた。果たして辰也と由子は歩み寄ることができるのか?二階堂家の行く末とは・・・?

また、9月20日(木)より開催される「なら国際映画祭 2018」のオープニングセレモニーにて加藤雅也、石橋静河、町田啓太、田中要次、白川和子らキャスト陣がレッドカーペットに登壇することが決定した。そして、21日(金)には『二階堂家物語』の撮影現場を追った、松井みさき監督ドキュメンタリー作品『ペルシャからの風』NARAtive 2018“二階堂家物語”メイキング・ドキュメンタリーの上映が決定した。詳細やチケット情報は 「なら国際映画祭 2018」公式サイトにて。

今回解禁された場面写真

今回解禁された場面写真

今回解禁された場面写真

今回解禁された場面写真

映画『二階堂家物語』は2019年1月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国で順次公開!
監督:アイダ・パナハンデ
出演:加藤雅也、石橋静河、町田啓太、田中要次、白川和子、陽月華、伊勢佳世、ネルソン・バビンコイ
配給:HIGH BROW CINEMA
© 2018 “二階堂家物語” LDH JAPAN, Emperor Film Production Company Limited, Nara International Film Festival