上映後に行われた今回のイベントは、開始とともに旅館バイト時の劇中衣装で登壇したDTCキャスト3人には、割れんばかりの完成と拍手が寄せられ、大盛り上がりの中スタートした。
「HiGH&LOW」で山王連合会として出演する3人組によるスピンオフ作品だが、今回ついに公開を間近に控えたことについて「夢がかなったなと思いました」と語る山下は映画化に当たって「最終目標を映画にしようってみんなで言っていたんです。ラジオドラマを録って、配信ドラマを撮って、“次(映画化を)狙えるかもね”って話をしていた。いざこのような形になって、作品を観て、感動しました。言えば夢はかなうんだと実感しました」と語った。
また、映画を作ることになったきっかけを、シリーズの企画・プロデュースを務めるEXILE HIROに直談判したといい、「アホな顔をして『DTCで映画ってどうですかね?』って言ったら、『いいじゃん』と一声いただいて、そこからスピーディに進んだ」と明かす山下。さらに「スピンオフで言えば、雨宮兄弟の次がDTCですからね」と話す佐藤大樹に、「おもしろくてコミカルに動けるやつが売れる時代」と宣言し、「笑いを取ってなんぼですよ」と話し、会場は笑いに包まれた。
ここで、トリオつながりのスペシャルゲストとしてDCCと称してダチョウ倶楽部の3人が登壇。早速持ちネタを次々と披露するダチョウ倶楽部に山下は「大先輩ですから勉強させていただきたいです」と話し、これに肥後は「何の勉強をするの(笑)」とツッコミが入る場面もあった。さらに上島と山下は、喧嘩からのキスのネタを披露。山下は「めっちゃ唇やわらかい」と明かし、会場は爆笑に包まれたが上島は「大丈夫?」と心配している様子で、会場からはさらに笑いが起きた。
イベントでは、トリオ対決として、3人で同じ回答を出せるかのクイズと、布団早敷きゲームが行われた。クイズでは、“3人で過ごしたこの夏の思い出”に、「高知への旅」を揃って出したDTCの3人。またダチョウ倶楽部も「志村けんの舞台」と揃えて出すなど仲の良さを見せた。さらに“リーダーの純情な一面は?”では、全員が異なる答えを出し、会場の笑いを誘った。布団の早敷きでは、山下がひたすら枕へのこだわりを見せ会場の笑いを誘いながら、ほぼ同時に終了。DTCの布団が綺麗に仕上がっていたためDTCの勝利となった。
最後に山下は「よくしたいという一心で撮った映画です。思い出がいっぱいで、熱い思いで完成しました。いろんな愛が詰まった映画です」と本作をアピールした。
本作は、山下健二郎・佐藤寛太・佐藤大樹 演じる愛されトリオの“DTC”が繰り広げる“アクションなし”の青春純情ムービー。企画プロデュース・EXILE HIRO、シリーズ全作品の脚本を手がけてきた平沼紀久が長編映画初監督を務め、お馴染み山王連合会のダン(山下健二郎(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE))、テッツ(佐藤寛太(劇団EXILE))、チハル(佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS))の3人組(通称:DTC)がバイク旅で巻き起こす奇跡の連続に、スカッと笑えてホロッと泣けるファン必見の“純情”ムービーが誕生した。
【取材・写真・文/編集部】
映画『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』は2018年9月28日(金)より公開!
監督:平沼紀久
配給:松竹
©2018「HiGH&LOW」製作委員会