『あのコの、トリコ。』の最速試写会が9月13日(木)に都内で行われ、主演の吉沢亮が登壇した。

一般の観客に初お披露目となる今回の試写会に登壇した吉沢亮。会場を埋め尽くす女性たちに、撮影時のエピソードや、吉沢が今“トリコ”になっているもの、さらに“理想のデート”等を明かした。

幸運な約100人のファンを前に、「ひそひそ声が聞こえる」と距離の近さに驚いている様子の吉沢。この日は一人だけでのイベントということもあって「今日は楽しめそうです」と笑顔で挨拶からは大歓声で迎えられた。

本作では、少女漫画原作ではありながらも、吉沢演じる頼の目線で話が進むが、「女子から見た断片的なかっこいい瞬間だけを切り取るのではなくて、頼という人間としての魅力がたくさんある」と本作ならではの楽しみ方を語った吉沢。

頼について「雫のためなら殻を破って何でもやれちゃう。ヒーローですよね。めちゃくちゃ魅力的だと思います」と語る吉沢だが、そんな頼を演じるのは「楽しい」と明かし、さらに「むしろキラキラしているほうが難しい。プライベートも地味な男なんで」と話すと会場には信じられないという表情の観客も。

な吉沢は「家で漫画を読んで、酒飲んでる男なんです。のんびりしているほうが楽」と自身のプライベートを明かしつつ、今回の役作りに付いては「表面的な部分」にこだわったといい、「リュックの持ち方とか、髪の毛に使っているワックス」で表現したという。

また、撮影中には雫を演じた新木優子とともに「デートシーンは自分たちのケータイで撮った」と明かす吉沢。その撮影では「映り込んじゃうから周りのスタッフさんははけてもらって、二人だけで江の島の道をぶらぶらした」と明かすと会場は歓声に包まれた。

そんな吉沢は、“理想のデートは?”という質問に「夜の江ノ島にドライブしながら行って、キャッキャしながら花火をやって、30分くらい海を見て帰る」と明かし、“チュータイミングは?”と聞かれると「どこかしらに3か所くらいあるでしょうね」と語ると、ファンからは悲鳴にも近い声が飛び交った。

さらに“最近トリコになっているものは?”という質問に、「お笑い芸人さんの動画を見ています。基本的に半径5メートル以内でできることしかやってないんで。(芸人の)トンツカタンさんとか」と明かし、トンツカタンの魅力を語る吉沢に驚きの声も上がった。

最後に吉沢は「夢を目指している若者が成長している姿をしっかり描いている作品です。キュンキュンしてもらいつつ、彼らのキラキラした青春に浸っていただけたら嬉しい」と本作をアピールし、観客とともに自撮りを楽しんだ。

地味で冴えないメガネ男子・頼が大好きなあのコ・雫のためにかっこよく変わっていく様子、そして、頼と雫、昴の幼なじみ3人が恋と夢を追いかける本作。2018年7月より待望の続編連載も決定している大ヒットコミックがを実写映画化。主人公の鈴木頼を吉沢亮、頼が一途に思いを寄せるヒロインの立花雫を新木優子、頼のライバルで超人気イケメン俳優・東條昴を杉野遥亮が演じる。この秋、恋と夢を追いかけるすべての人をトリコにする、シンデレラ・ラブストーリーが誕生する。

【取材・写真・文/編集部】


映画『あのコの、トリコ。』は2018年10月5日(金)より全国で公開!
監督:宮脇亮
原作:白石ユキ「あのコの、トリコ。」(小学館「Sho-Comiフラワーコミックス」刊)
出演:吉沢亮、新木優子、杉野遥亮、水上剣星、大幡しえり・内田理央、古坂大魔王/高島礼子(友情出演)/岸谷五朗
配給:ショウゲート
©2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会