伊藤健太郎、中川大志

『覚悟はいいかそこの女子。』のトークイベントが9月18日(火)に都内で行われ、中川大志、伊藤健太郎が登壇した。

本作の魅力を「バカでかわいい男子たちが恋をしているのがいいなと思います」と語る中川。映画の公開前にドラマ版が放送されたが、「ドラマ版とリンクする部分もある。映画ならではの楽しみでもあるのかなと思います」と明かす伊藤。そんな二人には冒頭から、名前が呼ばれたり、歓声が飛び交ったり、とにかく終始大盛り上がりのイベントとなった。

劇中でヘタレ男子を演じる中川だが、伊藤は「(愛され男子の部分と)両方持っていると思います。悪い意味ではなくて、不器用というか」と明かし、中川は伊藤のことを「愛され男子です。すごい自然体なんですよ。とにかっく気が合うし、接しやすい。今回初めてお仕事をさせていただいたんですけど、初めてとは思えないくらい」と仲の良さを感じさせた。伊藤も「似ているというか、しゃべってて同じ。地元の人感がある」と明かし、さらに「いつか共演するんだろうな(と思ってた)」と明かすと、中川も「やっと共演できた」と笑顔を見せた。

今回のイベントでは、会場に集まった学生からの質問を集め、二人が答える場面も用意された。“今高校三年生ですが、卒業までにしておきたかったことはありましたか?”という質問に、中川は「制服の写真を撮る」と答え、伊藤は「制服でデートとか。待ちを歩いていて、制服のカップルを見ると『うわぁ~』って思いますから」と制服デートへの憧れを明かした。

また、“今までに一番覚悟を決めたことは?”という質問に、「覚悟がないとできない仕事」と答えると、会場からは“ひゅ~”という声が飛び交い、伊藤も「かっこいい。さすがっすね」とコメント。思わず中川は「ちゃかすなよ(笑)」と照れ笑いを浮かべた。

さらに、“撮影前のルーティンは?”という質問に、「クランクインの日とか、映画の公開日とかに赤いパンツをはいています」を明かした中川。観客からの「今日は?」という声に「今日は違うよ(笑)」と答える中川。さらに「今日は何色?」という声に「秘密。圧倒されちゃってますよ、僕(笑)」と次々と上がる観客からの声にたじたじの様子。

伊藤は「カメラが回って、“本番よーい!”っていうときに、息を吐きます」と明かすと、中川も「やるやる、やるね!」と伊藤が息を吐く様子を見ていたようで、納得している様子だった。

イベントの最後に行われたマスコミ向けのフォトセッション中も、二人へのコールが止まず、二人が降壇するまで終始盛り上がったイベントとなった。

原作は「マーガレット」(集英社刊)で2014年から掲載され、“ヘタレ男子マンガの先駆け”と言われる椎葉ナナによる同名漫画。“超絶イケメン”だけど、観賞用男子と野次られ、勢いで学年一の美女に告白するもあえなく撃沈。その現実が受け入れられず、幾度となくアタックする“究極ヘタレ男子”の主人公・古谷斗和役を中川大志が演じる。データ至上主義でリアル恋愛の経験がない分、やたらとデータで語ろうとする黒縁メガネが特徴的な奥手男子・律役を伊藤健太郎、明るくお調子者でモテることに貪欲な男子・惟智也役を甲斐翔真、いじられキャラで仲間たちに愛されているが、マイナス思考で「不吉なこと」を見つけるとつい物事を悪い方向に考えてしまう龍生役を若林時英が演じる。

【取材・写真・文/編集部】


映画『覚悟はいいかそこの女子。』は2018年10月12日(金)より全国で公開!
監督:井口昇
出演:中川大志、唐田えりか、伊藤健太郎、甲斐翔真、若林時英/小池徹平
配給:東映
©椎葉ナナ/集英社 ©2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会