直木賞作家・西加奈子の傑作を映画化した『まく子』の第一弾チラシと場面写真が解禁された。
本作は、小さな温泉街に住む小学5年生の男の子・慧が、不思議な魅力をもつ美少女・転入生のコズエと出会い、彼女に秘められた大きな秘密を知ることで、今まで見てきた世界―日常―が優しく塗りかえられていき、ほんの少しだけ大人へと近づいていく思春期ならではの葛藤や親と子の確執と再生を描く“奇跡”の物語。主人公・慧を本作が初主演となる14歳の山﨑光、謎の転入生・コズエ役を今後の活躍が期待される新星・新音、ダメな父親だけれど息子の成長を陰ながら見つめ背中をそっと押す父・光一役を草彅剛が演じる。
本作は、小さな温泉街に住む小学5年生の男の子・慧が、不思議な魅力をもつ美少女・転入生のコズエと出会い、彼女に秘められた大きな秘密を知ることで、今まで見てきた世界―日常―が優しく塗りかえられていき、ほんの少しだけ大人へと近づいていく思春期ならではの葛藤や親と子の確執と再生を描く“奇跡”の物語。主人公・慧を本作が初主演となる14歳の山﨑光、謎の転入生・コズエ役を今後の活躍が期待される新星・新音、ダメな父親だけれど息子の成長を陰ながら見つめ背中をそっと押す父・光一役を草彅剛が演じる。
今回解禁されたチラシビジュアルには、著者・西加奈子によって描かれた読者をじっと見つめる「猿」がデザインされている。当初、原作本の装幀を手がけた鈴木成一と西は、表紙に美少女コズエを正面から描いた絵を表紙にする予定でいた。しかしある日、西から「どうしても猿の絵が描きたくなった」と申し出があり、鈴木も担当編集者も一瞬戸惑ったが、完成した猿の絵をみた鈴木が「すごくいいね。これでいきましょう」と一言、この印象的な表紙の誕生の決め手となった。
9月14日(金)からは、全国の書店にて「映画化」帯がついた原作本が展開されている。また、併せて「映画化」帯付き原作本の購入者が応募できるプレゼントキャンペーンも開始。
ストーリー
小さな温泉街に住む小学生5年生の「ぼく」(慧)は、子どもと大人の狭間にいる。ぼくは、猛スピードで「大人」になっていく女子たちがおそろしかった。女の人とみれば、とたんにだらしなく笑う、父ちゃんみたいには絶対になりたくなかった。だから、否応なしに変わっていく自分の身体に抗おうとしていた。そんなとき、コズエがある日突然やってきた。コズエはとても変で、とてもきれいで、なんだって「まく」ことが大好きで、そして彼女には秘密があった・・・。
映画『まく子』は2019年3月よりテアトル新宿ほか全国で公開!
監督・脚本:鶴岡慧子
原作:西加奈子「まく子」(福音館書店刊)
出演:山﨑光、新音、須藤理彩/草彅剛
配給:日活
©2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)