銃に魅せられた男。日常に潜む狂気が目を覚ます―『銃』の予告編が解禁された。
注目を浴び続ける作家・中村文則自身が“偏愛している”という衝撃のデビュー作「銃」を、奥山和由プロデューサーによる企画・製作、そして武正晴監督が映画化。本作はモノクロームの映像表現により、人間を追及していく純文学性をもった質の高い作品として描かれた。銃を手にし、その魅力に捉われ、且つ支配され、徐々に狂気が満ちていく主人公・西川トオルを村上虹郎、ヒロイン・ヨシカワユウコを広瀬アリスが演じるほか、リリー・フランキー、日南響子、新垣里沙、岡山天音ら個性派俳優が脇を固める。
注目を浴び続ける作家・中村文則自身が“偏愛している”という衝撃のデビュー作「銃」を、奥山和由プロデューサーによる企画・製作、そして武正晴監督が映画化。本作はモノクロームの映像表現により、人間を追及していく純文学性をもった質の高い作品として描かれた。銃を手にし、その魅力に捉われ、且つ支配され、徐々に狂気が満ちていく主人公・西川トオルを村上虹郎、ヒロイン・ヨシカワユウコを広瀬アリスが演じるほか、リリー・フランキー、日南響子、新垣里沙、岡山天音ら個性派俳優が脇を固める。
今回本作の予告編が解禁された。20歳の村上虹郎の色気と本気度が詰まった映像に注目だ。昨年7月、都内の高島平近辺ほかにて行われた撮影。主人公の家となるアパートに撮影の少し前から住み込んで、主人公の気持ちを体現しようとした村上虹郎。隣の部屋から漏れ聞こえる女の怒声は、「隣の女」役の新垣里沙が、同時に怒鳴る声が実際に聞こえる状態で、そのまま撮影されている。まるで村上の家に入り、観察するような雰囲気で撮影が進められたことにより、リアルな息づかいを感じる。そして、彼がみせる表情ひとつひとつに感じさせられる本気度、20歳の青年とは思えない破滅に向かう人間の色気に惹きつけられる。
また、予告編にも使用されたシーンで、広瀬アリスの「あなたは問題を抱えている」というセリフ(予告ではセリフの一部分のみ使用)は、原作小説には無いシーンで、原作者・中村文則が映画化に際して書き下ろされたセリフ。ユウコがトオルに今の心境、想いを伝える、主人公にとって救いとなるシーンとなっている。
予告編
映画『銃』は2018年11月17日(土)よりテアトル新宿ほか全国で公開!
監督:武正晴
出演:村上虹郎、広瀬アリス、日南響子、新垣里沙、岡山天音、後藤淳平(ジャルジャル)、中村有志、日向丈、片山萌美、寺十吾、サヘル・ローズ、山中秀樹、リリー・フランキー
配給:KATSU-do、太秦
©吉本興業