今回解禁された場面写真


黒木華×野村周平W主演『ビブリア古書堂の事件手帖』の場面写真が一挙解禁された。

ビブリア古書堂店主・篠川栞子は、持ち込まれる古書の謎を鮮やかに解き明かしていく―。原作は、“古書探偵ミステリー”として熱い支持を受ける三上延による「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ。極度の人見知りながらも、古書に対しては人一倍の情熱と知識を持つ主人公・栞子役を黒木華、ひょんなことからビブリア古書堂で働き始め、栞子に密かに思いを寄せる五浦大輔役を野村周平が演じる。三島有紀子監督が、1冊の古書から始まるミステリー溢れるストーリー展開と共に、栞子と大輔の純朴で愛らしい関係性と変化を緻密にそして繊細に描く。

今回、本作を情景豊かに美しく切り取った場面写真が一挙解禁された。三島有紀子監督の美センス溢れる、ビブリア古書堂の本棚の前に並んで立つ栞子と大輔のカットや、劇中でもキーアイテムとなる太宰治の「晩年」を手に持つ栞子、何者かに破かれた古書を前に呆然とする栞子と大輔に稲垣を加えた3人を捉えた本作の主軸となるミステリーを彷彿とさせるシーンだ。さらに、絹子と嘉雄の秘密の恋が描かれる過去パートからは、二人が仲睦まじく1冊の本を読む姿や、嘉雄と抱きあいながらも切ない表情を浮かべる絹子のカット。秘密の恋をうかがわせる絹子の表情の変化が印象的なシーンだが、一体どのようなドラマが展開されていくのか、興味がそそられる内容となっている。

併せて、原作者の三上延、全国の書店員からのコメントが到着した。

三上延(原作者)コメント

完成した本編を観て、今回の映画化をお任せしてよかったと思いました。原作の世界観を踏まえたうえで、古書店という舞台や本の見せ方、主人公たちの関係性やロケーションなど、大事なエッセンスを監督やキャストの皆さんがとてもよく汲んで下さったことに感謝しています。また原作で深く描かなかった過去パートがしっかり描かれているので、映像として観るのは私にとっても新鮮でしたし、演じられている役者さんの演技が素晴らしかったです。

紀伊國屋書店新宿本店

黒木華さん演じる栞子の語り、涼やかで心地よい。静かながらも切ない恋、人と人との心の触れ合いに見入る綺麗な映画でした。
人の気持ちに疎い栞子と本が読めない大輔。お互いの信条がこれまでと真逆になるシーンが印象に残りました。

書泉ブックタワー リーダー

あの切通しがとても切ないです。鎌倉が舞台のビブリア古書堂、私も思わず、立ち寄ってみたくなるような素敵な場所でした。華さん演じる栞子さんも、原作そのままのようでとても微笑ましく大輔くんの栞子さんへの甘い想いも感じられて、とても素敵な作品でした。

文教堂赤羽店 文庫担当

本、1冊1冊に、それぞれの物語があるように紡がれているビブリアの世界観を淡々と映像によって、見事に描いている。この物語を見て、ちょっぴりせつない気持ちになりました。

丸善 博多店 文庫新書担当

ノスタルジックで美しい映像、ビブリア古書堂を舞台に現代と60年代で交互に進む叙情的な展開。一冊の本に込められた想いに圧倒され、原作を読んでたのにハラハラしどおし。すでに読んでる人にこそオススメしたい映画です。

紀伊國屋書店天神イムズ店

切通を始めとした鎌倉の素晴らしい実景、古書堂のデザイン・ロケーションの美しさなど、舞台の美しさに目を奪われた。また、現代と過去を違和感なく繋いだのは双方の役者の巧みな芝居あってのものだと感じた。

紀伊國屋書店天神イムズ店

本との出会いが人の心を揺さぶり、いろんな想いを感じながら、少しずつ成長していく様子に、じんわりと温かい気持ちになりました。人と人を繋ぎ、知らない世界を知ることができる、“本と人”の魅力をたっぷりと感じる作品です。

紀伊國屋書店福岡本店

暖かくて優しい。切なくてどこか懐かしい。大切な本のことを誰かと話したくなる、そんな気持ちになる映画です。

(株)角川ブックナビ

古書で繋がる現代と過去の2組の男女の想いが、切なくも温かくも感じました。「それから」、「晩年」を、もう一度読み直したいと思います。ありがとうございました。

丸善丸の内本店

原作ファンも大満足。ドラマの時よりもエピソードが絞られていて対象年齢も高く感じ、大人の作品で素敵な映画でした


映画『ビブリア古書堂の事件手帖』は2018年11月1日(木)より全国で公開!
監督:三島有紀子
原作:三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
出演:黒木華、野村周平/成田凌/夏帆、東出昌大
配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA
© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会