有川浩原作のベストセラー小説を実写映画化した『旅猫リポート』の新場面写真が解禁された。
2012年の発売以来、舞台やラジオドラマ、絵本、朗読劇と数多くメディアミックス展開された有川浩による「旅猫リポート」。猫が主要なキャラクターとして登場し、高度な演技が求められることから映像化困難とされてきた本作が実写映画化。主演は福士蒼汰主演、猫(ナナ)の心の声を高畑充希が担当する。また、音楽をコトリンゴが担当し、原作者の有川浩自身が自ら脚本開発にも参加している。
今回、ナナを捉えた新場面写真が3点解禁された。本作を試写会で鑑賞した方は「猫が歩いてるだけでも可愛い」、「ナナの毛並みがたまらん」と、その愛らしさでナナに魅了される人が続出。ナナの相棒・悟を演じた福士蒼汰も「すごく可愛い。もっと長く一緒に居たい!」とナナにメロメロだ。表情や毛並み、そして仕草が可愛いのはもちろん、自由気ままでそっけないと思いきや、時に寄り添って日常に幸せをくれるそんなツンデレな猫たち。もはや“猫ブーム”などではなく、世界中の人たちが猫を愛し可愛がる時代である今、今後公開予定の猫の魅力をたっぷり堪能できる3作が今年から来年にかけて公開される。
『旅猫リポート』(10月26日(金)公開)
元野良猫のナナは、交通事故にあったところを心優しい猫好きの青年・悟に助けられ、5年間、飼い猫として幸せに暮らしてきた。とある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は、新しい飼い主を探す旅に出る。「さあ行こう。これは僕らの最後の旅だ」悟とナナは、悟の小学校時代の親友、高校時代の初恋の人など悟がこれまでの人生で出会った大切な人たちを、順に訪ねていく。それは図らずも悟の人生をふりかえる旅となる。強い絆で結ばれた一人と一匹のおかしく、切なく、あたたかい物語。旅の終わりに明かされる、悟の「秘密」とは――。猫と人間の深い繋がりを描いた全く新しい物語が誕生。
『ねことじいちゃん』(2019年2月22日(金)公開)
ドキュメンタリー番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」などで知られる動物写真家・岩合光昭の映画初監督作。ねこまきの人気コミックを基に、猫と暮らす70歳の元教師が、親しい友人の死や自身の体の不調などに直面するさまを描く。周囲から頼られる存在だが家では猫の言いなりな元教師を、映画初主演となる落語家の立川志の輔が演じる。ヒロインは、NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」などの柴咲コウ。
『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』(2019年公開)
西炯子の人気漫画「お父さんチビがいなくなりました」を倍賞千恵子、藤竜也、市川実日子のキャストで映画化。3人の子どもを育て上げ、猫のチビと穏やかに晩年を暮らしている勝と有喜子の夫婦。夫の勝との暮らしは静かで平穏ではあったが、妻の有喜子にはある不安があった。そんな思いから有喜子は娘の菜穂子に「お父さんと別れようと思っている」と打ち明ける。そんな時、猫のチビが姿を消し、チビを心の拠りどころにしていた有喜子の気持ちは追い詰められていく。倍賞千恵子 藤竜也 & 市川実日子 映画初共演。結婚して50年。これからも一緒にいるために。今始まる夫婦の感動のラブストーリー。
映画『旅猫リポート』は2018年10月26日(金)より全国で公開!
監督:三木康一郎
原作:有川浩「旅猫リポート」(講談社文庫刊)
出演:福士蒼汰、高畑充希(声の出演)、ナナ、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、前野朋哉、田口翔大、二宮慶多、中村靖日/戸田菜穂、橋本じゅん、木村多江、田中壮太郎、笛木優子、竹内結子
配給:松竹
©2018「旅猫リポート」製作委員会