全米を旅する音楽ドキュメンタリー『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』の予告編が解禁された。
本作は、一人のミュージシャンがアメリカ音楽のルーツを探り、新たな歌が出来るまでの軌跡を描いた、全米を旅する音楽ドキュメンタリー映画。シンガーソングライターのアロー・ブラックが、歴史のある多様な音楽スタイルを学ぶためにロサンゼルスを出発、ニューヨーク、シカゴ、ニューオーリンズ、マイアミなどアメリカ音楽が生まれた全米各地の街を巡り、新たな歌を完成させていく。アローは、ルイ・アームストロング、エルヴィス・プレスリーなどの足跡をたどり、ジャズピアニストのラムゼイ・ルイス、7度のグラミー賞受賞を誇るラテン・ポップの女王グロリア・エステファンなど名だたるミュージシャンや友人たちと出会い、絆を深め、音楽の持つ計り知れない力を感じていく。
今回解禁された予告編では、旅先案内人であるアロー・ブラックが、アメリカ発祥の音楽“ジャズ”、“ブルース”、“ロックンロール”、“ヒップホップ”等が誕生した都市を巡る様子が映し出されていく。旅のテーマである“いかにしてアメリカ音楽が生まれ、形作られたのか?”という疑問を探求しながら、新曲が誕生するまでの一部始終を捉えていく。
映像はアヴィーチーとのコラボで世界を席巻させた「Wake Me Up」に乗せて、アメリカ各地で音楽を楽しむ人々が映し出されていく。ジャズが息づくニューオーリンズではマーチングバンドが参加するパレードが催され、シカゴではフラッシュモブが披露されている様子、モータウン誕生の地・デトロイトの教会ではゴスペルを歌う学生達など、各地に根付く音楽の瞬間が確認できる。
アローは本作への出演を経て、ミュージシャンとして新たな発見が出来たと語る。「この映画に参加することで、個人的に音楽を作る方法をさらに奥深く理解することができました。(パナマ移民の息子というとで)いかに自分の創り出す音楽が自分自身の家族や、アメリカにおけるラテンアメリカやカリビアンの奥深い影響によってもたらされたか知らされたのです。私はさらに歌うことに迸るエネルギーを感じ始めたのです」とコメントを寄せており、心踊る全米の旅を通じて、さらなる成長する事が出来たことを明かしている。
予告編
映画『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』は2018年11月16日(金)よりイオンシネマ、新宿武蔵野館ほかにて2週間限定公開!
監督:グレッグ・マクギリブレイ
声の出演:高橋広樹(アロー・ブラック)、坂口芳貞(ナレーション)
配給:さらい