中川大志主演映画『覚悟はいいかそこの女子。』のメイキング映像が解禁された。
原作は「マーガレット」(集英社刊)で2014年から掲載され、“ヘタレ男子マンガの先駆け”と言われる椎葉ナナによる同名漫画。“超絶イケメン”だけど、観賞用男子と野次られ、勢いで学年一の美女に告白するもあえなく撃沈。その現実が受け入れられず、幾度となくアタックする“究極ヘタレ男子”の主人公・古谷斗和役を中川大志が演じる。データ至上主義でリアル恋愛の経験がない分、やたらとデータで語ろうとする黒縁メガネが特徴的な奥手男子・律役を伊藤健太郎、明るくお調子者でモテることに貪欲な男子・惟智也役を甲斐翔真、いじられキャラで仲間たちに愛されているが、マイナス思考で「不吉なこと」を見つけるとつい物事を悪い方向に考えてしまう龍生役を若林時英が演じる。
今回解禁されたメイキング映像では、予告編でも使われている斗和(中川大志)の壁ドンからの美苑(唐田えりか)の逆壁ドンシーンも公開。原作でも印象的に描かれているこのシーンは、事前に入念なリハーサルが行われている様子が窺える。映画パートのみの出演となる唐田は劇中ではクールな役どころだが、撮影現場ではヒロインとして中川と共に穏やかな雰囲気で現場を作り上げていた。また映画では斗和と三角関係を繰り広げる柾木を演じる小池徹平も登場。劇中では教師として生徒たちを導く毅然とした態度だが、メイキングでは中川をはじめとする生徒役のキャスト陣と楽しそうに会話をする姿が捉えられている。
そして本作のクライマックスとなる斗和が美苑を背負い、律(伊藤健太郎)、惟智也(甲斐翔真)、龍生(若林時英)と共に坂を駆けあがるシーン。撮影当日の朝「今日は走ります!」と意気込んでいた中川だが、実際に撮影が始まると「思っていた5分の1のスピードしかでなかった」と感想をこぼしており、この後も4人は何回も並走するシーンを撮影。特に唐田を背負って走る中川は、「久々に走ったので辛かった。運動不足です」と現場でコメントしていた。本作の撮影は12月中旬から1月下旬という真冬の時期で、屋外での撮影も多く、震えながら撮影に臨んだキャスト陣だったが、まるで劇中の中の登場人物たちのように、和気あいあいと撮影を行っていたようだ。
メイキング映像
映画『覚悟はいいかそこの女子。』は全国で公開中!
監督:井口昇
出演:中川大志、唐田えりか、伊藤健太郎、甲斐翔真、若林時英/小池徹平
配給:東映
©椎葉ナナ/集英社 ©2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会