『あいあい傘』の公開直前舞台挨拶が10月22日(月)にTOHOシネマズ新宿で行われ、倉科カナ、市原隼人、立川談春、原田知世、宅間孝行監督が登壇した。
タイトルにちなんで、倉科カナと市原隼人、立川談春と原田知世が“あいあい傘”を披露し、会場を盛り上げて始まった今回の舞台挨拶。倉科は「早く幕が開けないかな」と5年ぶりの主演作に自信を見せた。その倉科は、自身が演じるさつきとは「境遇が似ている」と明かし、「救われた部分がある」と語った。
続く市原は「昔から知っていたのような空気感で撮れた」と仲の良さを窺わせ、さらに撮影で使った居酒屋で「開店前から待って、閉店するまで飲みました」と明かすと、会場からは驚きの声も。そこに、参加できなかった談春は「こんな迷惑な客いないよ。浅草だったら鼻血が出るほどひっぱたかれる」とツッコみを入れ、会場は笑いに包まれた。しかし、倉科は「浅草でしたよ」と明かすと、談春は「浅草なのかい!」とまかさの展開に驚いた様子。
また、舞台挨拶の終盤では、本作のPR活動で番組出演や取材を重ねる倉科に、本作の岩倉達哉プロデューサーからの手紙が届き、宅間監督が代読すると、倉科は思わず感極まった様子で「本当にうれしいです」と何度も口にした。また、その様子に宅間監督は「カナちゃんはすごく家族思いで、さつきとリンクしている。お母さんのことを大事にしていて毎日電話しているんです。そういう母親想いのところがさつきにも反映されていると思う」と改めて称賛した。
本作は、幼い頃に離れ離れになった親子が25年ぶりに再会する姿を通して、家族の絆や夫婦の愛を温かく描く感動作。25年前に失踪した父親を探して恋園町にやってくる主人公・高島さつき役を倉科カナ、まっすぐな熱血漢だけど涙もろくて情に厚いテキ屋・雨宮清太郎役を市原隼人が演じるほか、立川談春、原田知世、AKB48の入山杏奈、、高橋メアリージュン、やべきょうすけらが共演する。
【取材・写真・文/編集部】
映画『あいあい傘』は2018年10月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本:宅間孝行
出演:倉科カナ、市原隼人、入山杏奈、高橋メアリージュン、やべきょうすけ、布川隼汰、永井大、金田明夫、大和田獏/トミーズ雅、立川談春、原田知世
配給:S・D・P
©2018映画「あいあい傘」製作委員会