第31東京国際映画祭「特別招待作品」部門上映作品『Merry Christmas!～ロンドンに奇跡を起こした男～』の舞台挨拶が10月31日（水）にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、日本語吹替を担当した市村正親が登壇した。

日本公開前の最新作をプレミア上映する「特別招待作品」部門。170年以上にわたって愛され続ける「クリスマス・キャロル」の制作秘話が明かされる。家族が集って贈り物を交換し、幸せを祈る―クリスマスのお祝いのルーツには、欧米文学作家チャールズ・ディケンズの不朽の名作「クリスマス・キャロル」の影響がある。この名作がいかにして誕生したのか、その創作過程とディケンズの心の旅を、御馴染みのキャラクター・スクルージとの出会いを交えながら、ユニークかつファンタジー感たっぷりに描く。若き日のチャールズ・ディケンズ役をダン・スティーヴンス、インスピレーションを与えるスクルージ役をクリストファー・プラマーが演じる。

「いつも見ているほうで、参加することなんてないと思っていました」と驚きを見せた市村は、舞台で24年間スクルージを演じていることで「今、日本でスクルージの声をやるのは僕以外いないだろう（笑）」と語り、「映画祭にこの役で参加できて光栄です」と喜びを見せた。

本映画祭のオープニングイベントであるレッドカーペットを振り返り「他の映画は大人数なのに僕は一人で歩かされた（笑）」と会場の笑いを誘い、また本映画祭の特別招待作品『人魚の眠る家』の主演を務める妻・篠原涼子について「本当は同じ日に僕の妻も歩く予定だったのに日にちが変わっちゃった。一緒だったら心強かったのにそこだけが残念でした」と仲睦まじい様子を見せた。

また、本作の主人公チャールズ・ディケンズが目の前に小説の登場人物を出現させる不思議なシーンにちなみ、誰を目の前に出現させたいか聞かれると「僕の大人になった2人の息子を出したいです。今6歳と10歳なんですけど、26歳と20歳になってたらお酒も飲めるしね（笑）」と笑顔を見せた。

ハロウィン当日に行われた本イベントにちなみ、子供たちと仮装するならと聞かれると、イベント前に妻から「子どもはチャッキーさんでママがスパイダーマンになった写真が送られてきた」と明し、ハロウィンについては「普段舞台で仮装みたいなことをしているのでなしにします」と自身は仮装しないことを語った。

【取材・写真・文／編集部】

映画『Merry Christmas!～ロンドンに奇跡を起こした男～』は2018年11月30日（金）より新宿バルト9ほか全国で公開！
監督：バハラット・ナルルーリ
出演：ダン・スティーヴンス、クリストファー・プラマー、ジョナサン・プライス
配給：東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
©BAH HUMBUG FILMS INC & PARRALLEL FILMS (TMWIC) LTD 2017

「第31回東京国際映画祭」は2018年10月25日（木）～11月3日（土・祝）に六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷 ステップ広場ほかで開催！
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