「フランケンシュタイン」を生み出したのは18歳の少女だった―『メアリーの総て』の場面写真が一挙解禁がされた。
「フランケンシュタイン」の著者、18歳のメアリー・シェリーは、なぜ愛を乞う孤独な〈怪物〉を産み落としたのか―。道ならぬ恋、愛と放蕩、我が子の死。観る者の胸に深く突き刺さってやまない、メアリーの哀しくも美しい人生がいま明かされる。本作では、19世紀のイギリスを舞台に、これまでヴェールに包まれてきた、彼女の波乱に満ちた人生を初めて映画化。可憐で聡明、そして不幸であるほど才能が開花してゆくメアリーに魂を吹き込んだのは、世界から注目を受ける女優、エル・ファニング。唯一無二の存在感で世界中を虜にする彼女が、傑作小説「フランケンシュタイン」誕生に隠された、あまりに不幸でスキャンダルに満ちた天才女流作家・メアリーの人生を見事に演じる。
今回解禁された7枚の場面写真の中でも、特に目を引くのはエル・ファニング演じるメアリーとベル・パウリー演じる異母妹・クレアの二人が、泥まみれでずぶ濡れの姿のまま抱き合っているダークな一幕を切り取った1枚。メアリーに降りかかる数々の困難と絶望を想起させる重要なシーンだ。一方で、作家としての夢を抱き、希望に満ちた笑顔を見せるメアリーの姿や、美しい装飾が施された部屋で羽根ペンを握り、一人物書きに耽るメアリーの姿なども映し出されており、劇中で描かれる彼女の波乱に満ちた人生を予見させる写真も。
その他にも、英国調の華麗な衣装を身にまとった、パーシー役のダグラス・ブース、クレア役のベル・パウリー、バイロン卿役のトム・スターリッジの姿も描かれており、メアリーが個性豊かな才能に囲まれ、めくるめく創造世界へと駆り立てられてゆく展開を予感させる。
映画『メアリーの総て』は2018年12月15日(土)よりシネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国で順次公開!
監督:ハイファ・アル=マンスール
出演:エル・ファニング、ダグラス・ブース、ベル・パウリー、トム・スターリッジ
配給:ギャガ
© Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017