『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のワールドプレミアが11月9日[日本時間]に本作の舞台であるパリで行われ、エディ・レッドメインらキャスト、脚本を務めるJ.K.ローリング、デイビッド・イェーツ監督が登壇した。
世界中で約900億円の興行収入をたたき出し、日本でも73.5億円の大ヒットを記録した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。その最新作では、前作に続きJ・K・ローリングが脚本を執筆し、デイビッド・イェーツ監督がメガホンを取る。本作の舞台は、ロンドンとパリ。イギリスにもどってきた魔法動物学者の主人公ニュートは、強大な敵の魔法使い、グリンデルバルドが逃げ出したことを知る。魔法界、そして人間界をもおびやかしかねない彼を追い、ダンブルドア先生とニュートがタッグを組み、ニュートの仲間、魔法動物(ビースト)たちとともに、一同はパリへと向かう―。
本作の舞台は「ハリポタ」シリーズでお馴染みのホグワーツ魔法魔術学校、そしてパリの魔法界。物語も魔法もさらにパワーアップし、ますます目が離せない本作のワールドプレミアが物語の舞台となるパリで行われた。イベントには、エディ・レッドメイン(ニュート役)、キャサリン・ウォーターストン(ティナ役)、アリソン・スドル(クイニー役)、ダン・フォグラー(ジェイコブ役)、エズラ・ミラー(クリーデンス役)、ゾーイ・クラビッツ(リタ役)、カラム・ターナー(ニュートの兄:テセウス役)、クラウディア・キム(ナギニ役)、ジュード・ロウ(ダンブルドア役)、J.K.ローリング(脚本)、デイビッド・イェーツ(監督)と豪華キャスト・スタッフが集結した。
会場にはイベントが始まる数時間前から、本作の主人公ニュートやグリンデルバルドのコスプレをしたり、ホグワーツ魔法魔術学校の制服を着たファンたちの姿。さらに、魔法使いの大きな杖のオブジェがレッドカーペット横に飾られたり、3Dプロジェクションマッピングで劇中でのパリの魔法界が映し出されるなど魔法ワールド一色に包まれた。
世界中を飛び回るシャイでおっちょこちょいな魔法動物学者である主人公ニュートを演じたエディ・レッドメインは、パリでのプレミアについて「素晴らしいよ。パリが舞台の映画だからね。でも撮影はイギリス・リーヴスデンのスタジオでやったからパリには来なかったんだ。やっとここに来れたよ。ここにいる僕らみんな興奮しているよ」と感無量の様子。また、来日が決定しているエディだが「前回妻と日本に行ったんだけどとても良い時間を過ごしたよ。毎度食事はおいしいしね。エズラがカラオケに行くと脅してきているよ(笑)みんな楽しみにしているよ」と、2年前の来日時を振り返るとともに、今回のプロモーションが楽しみににしていることを明かした。
本作で「ハリポタ」シリーズでお馴染みのダンブルドア先生を演じるジュード・ロウは「パリは素晴らしい街だよ。この都市の素晴らしさが映画の大部分を支えているよ」とパリが本作の魅力の一つとなっていることを明かし、そしてエディとともに2週間後に日本への来日することについては「食事も、イルミネーション、ショッピングも楽しみにしているよ。今回は京都に行こうと思っているんだ。お寺を回りたいね」と心待ちにするコメントを寄せた。
「ハリポタ」&「ファンタビ」シリーズの生みの親であるJ.K.ローリングは今作の舞台であるパリでのワールドプレミアについて「最高の気分よ。パリは大好きな都市の一つよ。来られて嬉しいわ」と喜び、2年ぶりに本作を心待ちにする観客へお披露目することについて「安心したわ。私はストーリーを知っているし、今続編に取り掛かっているから、今日ついにみなさんとストーリーを共有できてとても嬉しいわ。やっと色々自由にお話することができるわ」と胸中を明かした。
レッドカーペットでは、エディをはじめとする豪華キャスト陣が、ファンたちと握手をしたりサインをしたり、これから本作を観る観客とともにカウントダウンをしたりと、観客とキャストたちが一体となり、大盛り上がりのイベントとなった。
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は2018年11月23日(金・祝)より全国で公開!
監督:デイビッド・イェーツ
出演:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、ジュード・ロウ、ジョニー・デップ、ゾーイ・クラヴィッツ、カラム・ターナー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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