平成仮面ライダー20作記念『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』のゲスト声優として、映画オリジナルキャラクターの新イマジン・フータロスを滝藤賢一が担当することが決定した。
毎年冬の恒例映画として人気を博してきた「仮面ライダー×仮面ライダー MOVIE大戦」シリーズ(2009年~2015年)。2016年からは「平成ジェネレーションズ」とタイトルを改め、その人気を不動のものとした本シリーズが2018年、平成最後の仮面ライダー映画として有終の美を飾る―。本作では10月にテレビ放送が開始され、マスクに「カメンライダー」と書かれた独特のデザインと、歴代の平成仮面ライダーの力を使うことができる「タイムトラベルライダー」という設定も話題となっている「仮面ライダージオウ」がスクリーンで大活躍する。
今回、映画オリジナルの新イマジン“フータロス”の声を滝藤賢一が演じることが決定した。“イマジン”とは「仮面ライダー電王」(2007)で登場する未来からやってきた人類の精神体で、憑りついた人間のイメージによって怪人としての肉体を得た姿。憑りついた人間との契約を果たすことで契約者の過去へタイムスリップし、歴史を改変するために、契約者に対し「おまえの望みを言え」と迫る。敵だけでなく、味方のイマジンも存在し、その個性豊かなキャラクター、そして豪華声優陣がその声を演じていたことから人気を博しており、今回も新イマジン・フータロスのキャスティングに注目が集まっていた。
滝藤賢一は、ドラマ「半沢直樹」(2013)で第68回日本放送映画藝術大賞優秀助演男優賞を受賞して注目を浴び、2018年には『孤狼の血』や主演ドラマ「探偵が早すぎる」(NTV)をはじめ映画3本、ドラマ8本と数々の注目作に出演し、いまや日本映画・ドラマに欠かせない存在。本作が仮面ライダーシリーズ初出演となる。
滝藤賢一(フータロス役)コメント
オファーをお聞きした時に、“俳優人生22年。ついに私も仮面ライダーに!”と熱い想いが胸に込み上げました。仮面ライダーの思い出としては、「仮面ライダーゴースト」のショーを家族で見に行った時、悪者が客席から出てきて、まだ幼稚園前だった子供がビビッて、おじいちゃんの膝の上でおしっこを漏らしたことです(笑)アフレコの中で戦うシーンは、とても難しかったですが、実際に戦われたスーツアクターの方に色々アドバイスをしていただきながら臨みました。
大森敬仁プロデュ―サー コメント
カメレオンより多くのカラーに変色できる滝藤賢一さんを、「仮面ライダー」シリーズはずっと狙ってました。一癖も二癖もあるキャラクターを演じきる魅力は、二面性を持つことが多い同シリーズのキャラクターにはきっと合うはずだからです。今回、「もしかして滝藤さんってデビュー20周年で20作記念の映画と相性抜群なんじゃ!?」と、下心丸出してオファーさせていただいたところ、ナンと全然違っていたのですが、ナンとナンとご快諾いただきました。「おもしろそうだから」というシンプルな理由をうかがった時は、自分の下心を恥ずかしく思いましたが、でも、この理由って演じていただく電王の怪人・イマジンたちの行動原理と一緒なんです!何より”楽しむ”ことをアフレコルームでも表現してくださった滝藤さんのイマジン・フータロス、必見&必聴です。
平成仮面ライダー20作記念『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』は2018年12月22日(土)より公開!
「ジオウ&ビルド」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映