『ドラゴンボール超 ブロリー』のワールドプレミアが11月14日(水)に日本武道館で行われ、野沢雅子、堀川りょう、中尾隆聖、島田敏、久川綾、古川登志夫、宝亀克寿、主題歌を担当した三浦大知、長峯達也監督が登壇し、さらに孫悟空、ベジータ、フリーザ、ブロリーらキャラクターが駆け付けた。
会場となった日本武道館に集まった5,000人の観客が大歓声で迎える中、アリーナ席の中央に設けられたレッドカーペットを一人ずつキャラクターの紹介とともに登場した声優陣。カーペットの中央では、観客に向かって自身が演じるキャラクターのセリフを発し、これには会場も大興奮となった。
今回、20作目となる本作で演じるにあたって「ただびっくり」と、1986年に公開された劇場版第1作から20作品だ作られたことへの驚きを明かし、「うれしいです」と笑顔を見せた。また、中尾は自身が演じるフリーザの声で「素晴らしい!」と語り、古川はピッコロの声で「言葉もない。素晴らしい」と話し、会場は再び大歓声に包まれた。
昨年11月に亡くなった鶴ひろみさんからブルマ役を引き継ぎ、今回初の劇場版に挑んだ久川は「大好きな鶴さんが築き上げた大事なブルマを汚さないように、新鮮な気持ちで挑みました」とコメントした。
今回のイベントには、本作の主題歌「Blizzard」を担当した三浦大知も登壇。三浦は「震えています。夢のようです。自分の好きな音楽で、世界中で愛されているドラゴンボールに関われて」と緊張気味に挨拶した。そんな三浦の主題歌に、野沢は「(この楽曲が)なければこの作品はないというくらいにぴったり」と大絶賛した。
これは、新たな“サイヤ人”の物語―。ある日、悟空とベジータの前に現れたのは、見たことがないサイヤ人“ブロリー”。惑星ベジータ消滅とともにほぼ全滅したはずの“サイヤ人”がなぜ地球に?再び地獄から舞い戻ったフリーザも巻き込み、全く違う運命をたどってきた3人のサイヤ人の出会いは、壮絶な闘いへ―。再び鳥山明が脚本を手掛け、終わらない伝説、「ドラゴンボール」の新たな物語が始まる。
【取材・写真・文/編集部】
映画『ドラゴンボール超 ブロリー』は2018年12月14日(金)より全国で公開!
監督:長峯達也
原作・脚本・キャラクターデザイン:鳥山明
声の出演:野沢雅子、堀川りょう、中尾隆聖、島田敏、久川綾、古川登志夫、草尾毅、山寺宏一、森田成一、宝亀克寿
配給:東映
©バードスタジオ/集英社 ©「2018ドラゴンボール超」製作委員会